ススキが綺麗な秋の倶留尊山に登山!美しい曽爾高原の景色・駐車場・コース時間など写真で紹介

 

11月紅葉シーズンにススキの名所である、曽爾高原の倶留尊山に登山しました。

写真で初めて見た時からとても美しい高原だと思って、ずっとこの時期に行ってみたいと思ってたんですよね。

大阪からでも車で2時間とアクセス良く、ハイキングや写真撮影などで訪れる方も多い曽爾高原を写真と共に駐車場や登山コースなどを紹介します。

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ススキが綺麗な秋の倶留尊山に登山!美しい曽爾高原の景色・駐車場・コース時間など写真で紹介

倶留尊山とは

 

倶留尊山(くろそやま)は、奈良県曽爾村と三重県美杉町の境にある標高1037mの山。

この漢字は、何度見ても最初読み方覚えれませんでしたw

ちなみに曽爾高原(そにこうげん)と読むみたいです。

写真見て頂ければ分かりますが、とても山の稜線からの景色が美しいんですよね。

これを写真で見た時から、絶対ここに行こうと決めていました。

 

駐車場・アクセス

 

駐車場は、曽爾高原の有料駐車場があります。

駐車料金は、1日800円でした

上と下の駐車所でかなりの台数はあると思いますが、お昼前の段階で20台以上待ってました。

秋のベストシーズンには、8時台には到着する方が良さそうです。

2km位下にある曽爾高原ファームガーデンから歩いて来られる方も多くて、結構しんどいと思います。

 

 

大阪市内から来ましたが、行きは5時半に出発して、7時15分くらいに到着。

阪神高速~西名阪自動車道~名阪国道 福住IC下車~369号線経由で1時間45分くらいです。

帰り道は369号~165号を経由して、柏原まで下道で帰り、西名阪自動車道の柏原ICから阪神高速に乗ってちょうど2時間でした。

奈良県は意外と下道を走っても早いんですね。

 

今回登ったルートは、曽爾高原の周回ルート4時間コース

  • 登り→曽爾高原→二本ボソ→倶留尊山
  • 下り→倶留尊山→三ツ岩→西浦峠→亀山峠→亀山→曽爾高原

曽爾高原の登山ルートは、亀山峠~倶留尊山をピストンで行くルートが一般的みたいですが、せっかくここまで来たのでもう少し歩こうと思い西浦峠で一旦下山して周回するルートを選択しました。

登り1時間半、下からの周回が2時間半の合計4時間コースでした。

 

登山開始 曽爾高原~日本ボソ~倶留尊山

 

登山開始は7時半。

3連休の初日と言う事で、朝早くからでも20台くらいの車が止まっていて登山の準備をしていました。

 

 

曽爾高原の登山口に来ると写真で見てたこの景色。

ちょうどススキも見頃を迎えて、黄金色に輝きながら風に揺れてるのが印象的。

 

 

登山道の横には、お亀池があります。

水鳥が羽を休めながら朝のゆったりとした時間を過ごしています。

とても静かで雰囲気が最高です。

 

 

この風景だけで癒されますね。ススキと高原の大地の色がとても良いコントラストとなって朝日に照らされています。

 

 

夕陽で映えるとより一層綺麗だと思いますが、そんな時間までは居れませんw

 

 

少し登っただけでこんなにも池が遠くなりました。

 

 

子供の頃には家の周りにススキが沢山あって、赤とんぼが飛んでたけど、全く風情なんかを感じませんでしたw

大人になるに連れて、見えるモノの情報が変わってくるんですね。

 

 

亀山峠に到着。

日本ボソを目指して左に歩いて行きます。

 

 

これが歩きたくてしょうがなかった稜線。

朝の日陰よりも、昼間の日が当たった時間帯の方が綺麗です。

 

 

少し登っただけでこの絶景です。

久しぶりに晴れてくれたのでここを選んだのですが、本当に大正解でしたよ。

 

 

稜線を超えると急に景色が変わります。

 

 

ここからは入山料が必要ですので、ポストに500円を入れます。

ちなみに曽爾高原は、火の使用が禁止されてますのでバーナーとかで火を使おうと思ってる方は要注意です。

私も前日に調べて、荷物を減らしました。

 

 

山小屋の下には簡易トイレがあります。

興味本位で使いましたが、結構厳しいですよw

 

 

ここからはガレ場の岩があったり、少し斜面も急になります。

ハイキング目的で来てる方は、足元とか注意してください。

 

 

標高980mの二本ボソに登頂

ずっと二本ボソって何?って思ってましたが、山の名前なんですね。

ここまで写真撮りながらのんびり歩いて40分程度です。

 

 

ちょっと怖い崖を降りて行くと、イワシの口と書かれた絶景ポイントがあります。

こちらからは、先ほど歩いた曽爾高原の稜線が綺麗に見えますね。

ただ降りるのがガレ場なので、凄く注意して降りましょうね。

 

 

向かいにある倶留尊山に向かいます。

ここからは少し下って、また登り道が続きます。

 

 

落ち葉が多くて滑りやすいので、下りの道は要注意です。

 

 

かなり緩めの平坦な道だったのですが、最後一気に急な登りになります。

結構しんどい道のりがあるので、ハイキングで来られる方は二本ボソまでにしてる方がいいかと思います。

 

 

二本ボソから30分かけて倶留尊山の山頂に登頂しました。

誰も居なくて貸切の山頂。

 

 

ベンチも多くあって、休憩するにはピッタリな場所です。

 

 

展望はあまり無くて、先ほど居た二本ボソはよく見えました

曽爾高原があんなに小さくなって見えるとは、山の大きさが凄いですね。

山登りする様になってから、人間の世界の小ささが本当に良く分かる様になりました。

 

 

本日のご飯は無しという事で、じゃがりこ登場。

本当はコンビニで買いたかったのですが、高速降りてからの下道50km区間の道沿いにある気配がなかったw

朝ごはんもプロテインのみで、ゼリーとハイチュウとグミだけで登りました。

15分くらい休憩してると3組くらいの登山者がやって来て、写真撮影してあげたり、雑談したりしていました。

登山をすると、街の生活では感じられない人の温かさを感じられて良いですね。

 

下山 三ツ岩~西浦峠~亀山峠~亀山

 

それでは、西浦峠に向かって下山して行きます。

次に目指すポイントは三ツ岩。

歩く人が少ないのか、登山道がかなり分かりにくくなっています。

目印を見失わない様にしっかりと前見て歩きましょう。

 

 

結構下りは緩やかで歩きやすいのですが、落ち葉だらけでかなり滑ります。

2回滑らせてコケかけましたw

そろそろ、トレッキングポールが欲しくなりますね。

 

 

15分ほどで三ツ岩に到着。

 

 

張り出した岩の上から見える迫力の大パノラマ。

右から倶留尊山、二本ボソ、曽根高原と先ほどまで居た山が並んで見えます。

あんな高い所から降りて来たんだと思うと、凄い事していますよね。

ここの景色が見れて、めちゃくちゃ感動しましたよ。

 

 

人も来ないし、ここでご飯食べたかったなと思います。

 

 

そして、ただただ下りの道を歩きます。

 

 

森林エリアから、少し登山道らしい道に変わりました。

こっちのコースで、ここまで出会った人は2名だけでした。

 

 

先ほどまでとは違う雰囲気の森になりましたね。

どちらかと言えば、今まで歩いてる山に似てる雰囲気があります。

 

 

登りだとしんどいだろうなと思う道を下山して西浦峠に到着。

 

 

今度は、再び亀山峠に戻る周回ルートです。

 

 

普通の道に出ました。

田園風景と森と山。ただの田舎道ですね。

 

 

誰にも出逢う事なく、ただただ歩きます。

 

 

途中結構ススキがあるので、写真を撮りながら暇を潰す。

 

 

誰も居ない田舎道。時間の流れが緩やかですね。

 

 

風に揺られるススキの風情を楽しみながら、学生時代を思い出しました。

 

 

40分くらい歩いて、亀山峠への登山道です

せっかく下山したのにまた登るのは正直キツイですねw

後々になって後悔してしまいます…。

 

 

しかもこの登山道は、登れば登るほどに急になっていき、疲れた足にはめちゃくちゃくしんどい。

最後の最後にえぐれた階段地獄で、足上げるのが辛すぎでした。

 

 

40分も掛けて再び亀山峠に来ました。

朝と比べて驚くくらいに人だらけになった曽爾高原。

 

 

陽も登って良い感じの見晴らしになってますね。

 

 

亀山に向かって歩いて行くと、稜線が結構急だった事に気づきました。

なかなかの迫力ですね。

 

 

亀山からの展望です。

雲一つない青空が美しいですね。

こんな日に来れて本当に良かったです。

 

 

亀山の下り道。

めっちゃ急なんですよね。

もう足がボロボロなので、この下り道で膝がやられます。

 

 

上を見上げるとこの急勾配w

 

 

空の綺麗さと高原の美しさに癒されますね。

のんびりピクニックして、ここで空見て寝たいわ。

 

 

そして、下山すると高原には写真撮影の若者やらハイキングの親子連れなどの人で賑わってます。

この天気で、この絶景は、みなさん感動しますよね。

マジでこんな大自然の良い所を後世にも残して行きたいなと思います。

ぜひ写真見て行きたくなったら、行って見てください。良い所です。

 

登山時間

 

  • 登り→1時間10分
  • 休憩→30分
  • 下り~周回→1時間40分

今回はこんな感じでした。

のんびり写真撮りながら歩いてるので、若干遅めになってます。

ちゃんとスマホを充電してなかったので、残り20%とピンチでしたね。

 

持ち物

 

  • ザック
  • ザックのレインカバー
  • レインウェア上下
  • 行動食(じゃがりこ、グミ、ハイチュウ、アミノバイタル)
  • 水筒
  • クッション
  • 帽子
  • 着替え
  • タオル

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倶留尊山登山の感想

 

10月は悪天候続きで全然良い登山が出来なかったので、今回は久しぶりに絶景が見れて感動しました。

歩きたかった稜線と見たかった景色に感動して、本当に楽しめる登山でした。

山に行く理由なんて、本当に写真1枚に感動したからでも、動画で見て良かったからでも良いと思う。

実際に行ってみて、その世界を自分の目で確かめるのが本当に素敵な事です。

ちょっと周回コースは疲れましたが、1ヶ月前よりも明らかに体力、筋力と共に登山力も鍛えられてるので、疲れにくい歩き方が出来てるなと思います。

次回は時間次第で、竜ヶ岳、大台ケ原、釈迦ヶ岳(奈良)辺りを考えてますが、連休じゃないならもっと手軽な山を選びたいと思います。

 

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