先日仕事で新潟に行く機会があったのですが、今年は何十年ぶりの大雪。
当然雪国の道路は雪まみれという事で、年に数回しか出来ない貴重な雪道運転をしてきました。
あまりにも怖かったのですが、コツさえ覚えれば普段雪道走らない私でも大丈夫でした。
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真冬の新潟で雪道運転 雪のドライブでも滑らない安全な走り方
出かける前に気をつけた事
スタッドレスタイヤを履く
大前提なんですが、冬に少しでも雪の降る地域に行く方は、冬用タイヤを履いておきましょう。
これがないと最悪動けなくなったり、高速道路乗れません。
走る前に雪をしっかり落とす
車は当然雪に埋まってますので、走る前にはしっかり雪を落としましょう。
走り出してから雪の塊が飛んでくると前が見えなくなるので、とても危険なんですね。
私は持ってなかったのですが、こういうのがあれば便利です。(みんな使ってました)
走る方向の天気や道路情報を確認
走る日の天気や道路情報は必ず確認しましょう。
街の方は降ってなくても、山に行けば豪雪ってことは珍しくないのです。
Yahooの道路交通情報や北陸道ライブカメラで実際の道の様子を確認しました。
ライブカメラはリアルタイム情報が見えれるので、実際にどれくらい道に雪があるのかが確認できます。
ガソリンを満タンにしておく
途中で悪天候などのトラブルや事故での通行止めなど、最悪の状況も考慮して車の中で暖を取れる状態にしておきましょう。
毎年雪国では、何時間も足止めされるニュースがあると思いますが、そんな時は食料などもあると良いですからね。
余裕を持って時間計算
いつもなら2時間で着く道でも、+1時間は余裕を持って出発しましょう。
雪道は想像以上にスピードが出せなかったり、除雪作業中の渋滞などもあります。
そんな時に時間ギリギリで焦ってしまうとかなり危険な事になり兼ねないです。
雪道の運転で気をつけた事
アクセルやブレーキの効き具合を試す
とりあえず走り出したら、後続の車が居ない所でアクセルやブレーキの効き具合をチェックしましょう。
ブレーキを踏むとどれ位滑るのか?
雪の状態は新雪なのか?圧雪なのか?凍ってるのか?
余裕を持って止まれる速度はどれ位なのかを知っておく事。
特に急ブレーキを踏まない事は頭の中に入れておきましょう。
車間距離の確保
雪道で危ないのがブレーキが効かず追突事故を起こす事。
吹雪じゃなくても、前の車が事故を起こして停まってたりしても、急ブレーキをかけると滑って追突してしまう場合が多々あります。
まずは、通常の倍以上の車間距離を保ち、安全を確保しましょう。
除雪された車通りの多い道を利用する
誰も走ってない道の場合、雪の状態がわかりません。
街ならなるべく車通りの多い道を選び、除雪されているとこを優先する。
高速道路なら走行車線を無理せず走る。
ラインが見えなくても、最悪車輪の跡を見ながら走れるので、脱輪などの危険性も低いです。
スピードを出しすぎない
車間の確保と一緒で、スピードを出しすぎない事が大事です。
道路の状態も悪く、どこで滑るか分からない道では、慎重になってしっかりハンドルを握って運転しましょう。
適度な休憩をする
これが一番大事だと思ったのですが、想像以上に雪道の運転は恐怖の連続で、神経を使います。
身体中に力が入って、緊張した状態となるので、高速であればPAへ優先的に入って休憩しましょう。
頭を切り替えて、しっかりと集中できる状態にしておく事がかなり大事でした。
トンネルは出口と入口に危険がある
高速なんかでは、山道に沢山トンネルがあります。
雪が一旦落ち着くので気を抜いてしまいがちですが、実はトンネルは危険がいっぱい。
入口では、落ちた雪が溶けて凍った状態になってる場合があります。(いわゆるアイスバーン)
出口では、いきなり雪に変わったりするので、スピードの出し過ぎに注意しましょう。
運転後はすぐ雪道の汚れを落とす
凍結防止剤が大量に蒔かれていて、車に大量の塩分が付着しています。
特に下回りは錆びてしまう可能性が高いので、早急に洗車を行いましょう。
放置するのは危険なので、気をつけましょうね。
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ロードサービスに入っておく
雪道に限らず、車を運転するならJAFなどのロードサービスがあると便利。
事故や故障での自走できない状況や、バッテリー上がりなどでも距離によっては無料で対応してもらえます。
特に冬のバッテリー上がりは多いので、ロードサービスには何度も助けられました。
以前はJAFに入会していましたが、現在はエネオスの年会費無料で作れるロードサービス付帯のクレジットカードに入会しています。
レッカー車による10kmまでの移動が無料だったり、路上修理なども30分まで無料のとても便利なサービスが全部無料で付帯してくれます。
しかも、スタンダード会員なら年間1回の給油払いで年会費1,250円が無料となります。
知らないと勿体ないサービスの付いたクレジットカードなので、持っておくのに損はないと思いますよ。
まとめ:雪道は舐めるなよ
本気の雪国を体験すると想像を絶する世界だったのビックリしました。
ほんとにこの道大丈夫なの?と思うレベルの道を走らないといけない状況になったりしますので、しっかりと情報を集めてから事前に準備を行ってドライブに出かけましょう。
事故を起こさない様に安全運転を心掛けましょう。