20歳で就職したての頃は、給料も少なく一人暮らしでお金が続かない…。
それでもなんとか車を買いたかった私は、頑張って貯金に励みました。
手取りが20万円でも、2年で結局100万円以上貯める事に成功。
貯金するには収入金額ではないと言う事を知って欲しいので、私が実践した貯金節約テクを紹介します。
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手取り20万円でも100万円以上貯金出来た4つの一人暮らし節約テク
今から約10年前。
20歳で就職したての頃の給料は手取りで16万円ほど。
家賃が44000円だったので、残り12万円で暮らしていました。
そんな時に試行錯誤して見つけた貯金のやり方です。
- 先取り貯金
- 固定費を減らす
- クレジットカードを使わない
- 家計簿で支出を管理する
こちらを順番に紹介していきます。
1.先取り貯金が最重要
多分お金の貯まらない人は、1ヶ月の生活費の残りを貯金だと思っています。
例えば「給料が20万なら15万くらいで生活できるから、残ったお金を貯金しよう」
これが大きな間違いなんですね。
お金は見えるところにあると、安心して使ってしまうんです。
その気の緩みが、次々と不必要なものや浪費を引き起こしてしまいお金がどんどん出て行く家計を作ります。
まずは、給料が入ったら先に収入の1割程度を貯金専用の口座に入れる癖をつけましょう。(手取り20万円なら2万円)
重要なのは貯金専用の口座を作る事。
これが生活用の口座になると、ごちゃごちゃになって管理ができません。
自動積立預金みたいな仕組みは、強制的にお金が引き落とされるのでオススメですね。
とにかく最初は5,000円でもいいので、毎月決まった金額をまず貯金。
そして、余ったお金があるならそれも貯金に回すとお金が貯まります。
ちなみに私の場合は口座は4つあって、
- ゆうちょ銀行…生活費を入れておく(ATMが無料で使えるので引き出しに便利)
- 楽天銀行…給料受け取りと固定費の支払い用(振込手数料が月数回無料)
- 新生銀行…貯蓄専用
- SBIネット銀行…振込に便利なので予備口座
最低でも2つの生活費口座と貯蓄口座を持っておくと良いと思います。
特に楽天銀銀行は、楽天証券を作ってマネーブリッジを設定するだけで、利子が0.10%と現在最高レベルです。
今ならネットで見えるものの方がお勧めですが、ズボラな人は通帳で管理しましょう。
2.固定費を見直す
無事に毎月確保できるお金が出てくれば 、次は毎月必ず掛かる固定費の見直しですね。
固定費とは、
- 家賃、駐車場代
- 電気、光熱費
- 携帯電話、インターネット代
- 保険料
生活するのに必ず掛かってくる必要経費です。
食費を毎日100円削っても、携帯電話が毎月1万円掛かるのであれば全く節約になりません。
まずは、大きなコストを見直していきましょう。
一番簡単なのは、キャリアでスマホを契約しているのなら格安SIMに乗り換える事。
私の場合は、ドコモを使っていて大体月に6500円のスマホ代がかかってましたが、UQモバイルに替えてからはなんと月1800円の激安です。
UQ 1800円×12ヶ月=年間21,600円
その差は56,400円
たった一回の手続きをする事で、年間6万円近く節約できるんですね。
そして、一人暮らしなら保険は加入しない事。
私の場合は何も知らない20歳の頃に親に入らされた養老保険に加入してしまったのだけど、貯蓄型の死亡保険なのでギリギリ損はしない感じ。
それでも、同じ金額を運用していたら10年で120万を運用出来たので少しは+になったんですよねw
そもそも独り者での保険は意味がないのでね。
まずは貯蓄して、それでカバーできる様に働くことをお勧めします。
万が一の可能性って、1/10000の確率なんでなかなか起こりませんよね。
ついでに夢のマイホームは購入しない事ですね。
よく「家を持ったら一人前」とか言われた時代もありますが、高度経済成長時代でそれは終わりました。
地価も下がる一方で、人口減少も酷い日本の現状では資産価値は買った時ほどありません。
住めば住むほどにボロボロになり、35年ローンを払い終わる頃には耐久年数も超えてしまう場合も多く、そこからの修繕費や建て替えとなったら更にお金がかかります。
それにローンの金利が安くなったとはいえ、35年も先の見えない状況で払い続けなければならない苦悩と働かなければならない辛さはもう社会に縛られてますよね。
そもそも家に住む人数も将来的に減っていくので、今は4人でも将来は2人になりますよね。
そうなると必然的に広い家よりも、住みやすい所に引っ越した方がコストがかかりません。
将来は移住も手軽にできるし、動きやすい賃貸は理にかなってますよ。
人口減少の日本では現在でも1/4が空家な状況です。
2030年ごろには1/3が空き家になると言われています。
これからどんどん借り手が少なくなり、どんどん借家も安くなるはず。
お金を貯めておけば将来キャッシュで買う事も出来ますし、ずっと賃貸でも住み続けられます。
中古で手軽な物件じゃなければ、絶対賃貸をお勧めします。
20代の頃の固定費
- 家賃 44,000円(共益費+水道代で内8000円)
- 駐車場 16,200円
- 光熱費 4,000円
- 通信費 6,000円(スマホ+光回線)
- 保険 18,000円(自動車保険8,000円+養老保険10,000円)
今でこそ9万円ほど掛かってますが、20歳の頃は駐車場や保険がなかったので月8万円くらいで暮らせてましたね。
もちろん食費や生活費などの変動はあるのですが、それでも月10万円以内で十分暮らせるレベルです。
大体月に5万円以上は貯金のスタンスで、それだけでも年間60万円ほどは貯められます。
+ボーナスがあればまた大きく増やせるので、如何に生活コストを低くすることができるかはポイントです。
そしてもう一つ重要なのが家計を割合を決めること。
収入に対する支出の率をパーセンテージで固定化しておくと、収入が上がっても浪費が起こらずに一定額の貯金が行えます。
ちなみに私の場合は、20万円の頃と今だに変わらない生活コストで生きてるので、貯金額が大きく変わりました。
3.カードを使わず現金管理を徹底
クレジットカードって魔法の様に未来の自分からお金を借りられる最高のツール。
それ故に金銭感覚がなくなり、気づいたら請求額が大変な事になって次月の支払いが…となってしまいます。
お金の貯められないうちは、固定費の支払い以外には徹底してカードを使わずに現金で管理する事をお勧めします。
- お金がないのならその日は買わない。
- 無駄にATMからお金を下ろさない。
この2つが出来たら無駄な支出が減ると思います。
そして、出来るのであれば
- 自炊費
- 外食費
- 娯楽費
- 日用品
などの項目を分けてから月のお金を管理する事。
これに関しては家計簿をつけてある程度の金額を把握することが必要となりますが、月に何にいくら使ったのか?が明確になることでより支出は減らせます。
4.家計簿で支出の管理をする
支出の管理は必ず家計簿をつけて管理しましょう。
昔と違い今はスマホで簡単に付けられるものが多く、カメラでレシートを撮影するだけで管理できる物があるのでオススメを紹介します。
私はこの2つを使っております。
マネーフォワード
これは非常に便利な資産管理のできるアプリです。
自分の持っている銀行口座や証券などの資産を口座に紐づけて管理できる優れもの。
クレジットカードやポイントカードまでも紐づける事が出来て、一定期間後に連動してくれます。
つまりカードだけで買い物すれば、家計管理が不要なんですよね。
これ使う様になってから、現金使うのをほぼ辞めてしまいました。
そのお陰でクレカのポイントは溜まるし、余計なATMの引き出しの時間や手数料が掛からないので、かなり無駄が省ける様になりました。
Zaim
ザイムの方は元々使っていたのですが、月々の支出管理がしやすくて気に入ってます。
こちらは買い物毎にカテゴリを分けて記録して、毎月の支出の見直しをしています。
とりあえず家計簿アプリを使ってない方には、こちらを紹介します。
そして、ここからは補足で収入を増やすためのやり方を紹介します。
5.副業で毎月のボーナスを得る
給料を毎月5万円上げる事はなかなか1年では困難ですが、本業にプラスして副業を始めると月に5万円の副収入化も可能。
実際私もこのブログを基にして、今では月15万円前後の収入となってます。
稼いでる人は副業の枠を超えた100万円オーバーってモンスターも居るらしいのですが、現実的なのは月1〜3万円程度ですね。
1万円なら半年くらい書き続ければなんとかなる数字。
収益化の流れは下の記事に書いてます。
6.貯蓄できてきたら資産運用を始める
貯金できる様になって、ある程度の生活防衛費が貯まればそこから資産を増やす為の運用方法を勉強していきましょう。
今はマイナス金利で、貯金していても全く利子なんてありません。
自分のお金は自分で増やすという事を正しく学んでから運用していけば、将来的に必要なお金が増やせます。
長期・分散・積立をキーワードに20年先を見ながらしっかりと一定額を積み立てるだけです。
まとめ:コツを掴めば毎月ゲーム感覚
- 先取り貯金で残りのお金で生活
- 固定費見直し
- 現金で出費を管理
- 家計簿で支出の見える化
- 副業で+αの収益を得る
- 資産運用を始める
とりあえず簡単にポイントをまとめてみましたが、一番大事なのは毎月一定額を先取りしてからの残りで生活すると言う事。
給料=生活費の残りを貯金すると言う家計を見直して、必ず先に貯金しておくと言う事を心がけましょう。
それだけで必然的にお金が貯まる家計になりますよ。