銀行に預けても毎年の金利は数円程度。
これって意味あるの?と思い始めて数年。
放置してても何も始まらないので、お金の本を読み漁り、ネットやブログで色々と知識を得てみた結果「とりあえずやってみる」の精神で、初めての資産運用を開始。
まずは投資信託でプロに任せる運用です。
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楽天証券の投資信託で始める30歳からの資産運用
投資信託とは
投資信託(ファンド)とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用のプロであるファンドマネージャーが株式や債券などに投資・運用して貰う金融商品。
※楽天証券より
「販売会社」「委託会社」「受託会社」と3機関を通して株や債権を売買する仕組みです。
メリット
お金を預けたプロが運用してくれるので、市場の動向に一喜一憂しなくて良いんですね。
株やFXなんて常に市場の動向を見ていないと、儲かっても一瞬で利益が飛んでしまう事があります。
私みたいな昼間働いてるサラリーマンにはぴったりの投資方法です。
デメリット
「一発当ててやる」みたいな人はFXやってください。(そして、負けて勉強する…)
また自分で株価の動きや市場が読める人は、株を買ったほうがいいですね。
時間と資産が重なって初めて儲かる商品なので、20代から30代の長期的な資産形成を考えてる人にぴったりなんです
長期運用すると複利の効果を得られる
先にも書きましたが、投資信託は長期的にコツコツと積み立てるのが低リスクでお勧め。
この図はシュミレータで計算したものですが、
毎月3万円を20年間積み立てたとします。
- 貯金…年間36万円(月3万円)×20年=7,200,000円
- 投資…年間36万円(月3万円)×20年=12,000,000円(複利年5%)
年間36万円×20年で720万になる所が、年5%の運用成績で行くと複利効果で約500万円のプラスを生んでいます。
これ信じられないと思いますが、複利の効果なんですね。
これが30年になると
なんと30年の長期運用できれば、倍以上の効果が出ております。
ドルコスト平均法を知る
※楽天証券より
投資信託をする上でこの「ドルコスト平均法」はとても大事なので、覚えておきましょう。
高い時には買える口数が減りますが、安くなった時は買える口数が増えます。
長期的に見れば、価格に一喜一憂しなくて良いのでとても低リスク。
投資信託の始め方
①証券口座に口座を開く
銀行口座はいくつか持っていても、証券口座なんてなかなか普段の生活では使わないですから、普通は持ってない人が多いと思います。
マイナンバーさえ持っていれば簡単に申し込めるので、まずはホームページをご覧ください。
銀行の窓口に行きたくなりますが、余計な手数料が掛かる場合が多いのでネット証券の口座を開きましょう。
私はSBIと楽天証券の2つの口座を開設しています。
元々楽天銀行を持っていたので、楽天証券口座を作って、マネーブリッジするだけで金利が5倍になる事をこの時知りました。
楽天銀行持ってる方は、作るだけでもお得です。(持ってるだけではお金は掛かりません。)
SBIの方は併せて「信託SBIネット銀行」を申し込みました。(手数料お得です)
②口座に入金して、取引を始める
大体10日ほどで証券口座の開設ができます。
ログイン出来たら、口座に入金しましょう。
どちらもグループの口座なので、手数料無料で購入できるので便利です。
③購入する商品を確認して購入
それでは実際に購入しましょう。
どちらも100円から購入できますので、とりあえず手軽にチャレンジできます。
私の場合はある程度本で勉強していたので、買う商品を決めていました。
ファンドの選び方
- 買付手数料無料(ノーロード)を選ぶ
- 信託報酬手数料の低いものを選ぶ(0.2%前後のもの)
- 毎月分配型を選ばない
この3つのポイントを選べば大丈夫です。
一番最初に買った銘柄を紹介
- ニッセイ日経225インデックスファンド
日経平均株価に採用されている銘柄の中から、200銘柄以上に等株数投資を行う。
- たわらノーロード先進国株式
主要投資対象は海外の株式。MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)
最初は、とりあえずこの2つを購入しました。
まずこちらの銘柄を選んだ理由ですね。
販売手数料0円(ノーロード)
投資信託には販売手数料と運用管理手数料があるんです。
この2つとも販売手数料はなんと0円。
これは買う時に掛かる手数料なんですが、物によっては手数料が必要なのでしっかり調べてみてください。
信託報酬が安い
運用管理費となる信託報酬は、なんと0.2%代とかなり格安となっています。
信託報酬が1%を超えるファンドもあるのですが、100万円で1%なら1万円掛かるのが、0.2%なら2000円となるのでかなり大きいですよね。
1000万円で10万円か2万円か。この差は大きいですよね。
でも、手数料が高い物はその分運用実績が上がる様に思うのですが、世の中の先行きは誰にも予想できないんですね。
少しでも得をしたいなら手数料の安い所で、安いものを買いましょう。
あとはファンドの資産規模や流動性を見ながら、過去の実績なども目を向けましょうね。
手数料は常に下がってるのでマメにチェック
2017年の10月では上記の商品の手数料が安かったのですが、現在は更に安いものが出てきています。
常にファンドは手数料競争をしているみたいなので、定期的に証券口座のHPを見てチェックして、極端に安くなってる場合は次月から乗り換えるのがオススメです。
積み立てていたものに関しては、売却せずにそのまま保持しておけば良いので、売却する時期が来るまで持っておきましょうね。
つみたてNISA口座を上手く使おう
※楽天証券より
2018年からつみたてNISAというちょお得な非課税制度が出来ました。
従来NISAという制度があったのですが、こちらは年間120万円が最高5年間非課税となる制度でした。
それをもっと長期的に使える様になったのがつみたてNISA制度。
私は月3万円ほどNISAで積立ながら、上記の2つにも1万円ずつ入れていく予定です。
非課税枠はとてもお得なので、この機会に始めなきゃ本当に損ですよ。
IDECOも優先順位は上
これは個人で加入する年金で、掛け金が全額所得控除で、運用益に掛かる税金も非課税というお得な制度。
特に会社員や個人事業主は入らない方が損です。
デメリットは、年金なので60歳にならないと受け取れないことです。
優先順位としてはこんな感じです
①老後資金を貯めたいならIDECOを使う
IDECOの節税効果は素晴らしいので、国も推進しています。
要は年金負担額が賄えないので、自分の老後資金は自分で作って下さいってサインでもあるんでしょうが…
②とりあえず資産運用するならつみたてNISAで毎月一定額を積み立てる
年間40万までと決まった額の運用となりますが、20年間の非課税はかなり大きい価値のある制度。
IDECOみたいに60歳以上にならないと引き出せないわけじゃないので、とりあえず始めてみるならつみたてNISAはお得です。
③上2つをやったうえでの、余った資金は投資信託に回そう
IDECOとつみたてNISAと言うお得な制度を使った上で、まだ運用したいお金が余ってる方には、ぜひ余剰資金を投資信託に回しましょう。
貯金してもほぼ銀行に眠るだけで終わってしまう今の金利では、それほど無駄な事は有りません。
生活防衛費として、3ヶ月分~1年分位を貯金で持っておいて、それ以外は運用に回すのがオススメです。
初心者は楽天ポイントで投資をスタートがお勧め
楽天証券なら、なんと楽天市場のお買い物や楽天カードでの支払い時にGETできるポイントでの投資信託購入が可能。
まとまったお金がないと資産運用は無理って思ってる方にお勧めの投資法。
主婦や学生の方にもまずはここから初めて貰うのがいいかと思います。
楽天カードでの支払いなら、ポイント率が高くどんどんポイントが貯まるのでお勧めです。
特に楽天市場のお買い物やコンビニでの楽天Edyの支払いがお得。
2018年の実際の運用額
- つみたてNISA 「楽天・全米株式インデックス・ファンド」 月30,000円
- IDECO 「たわらノーロード 先進国株式」月12,000円
- 通常「ニッセイTOPIXインデックスファンド」月5,000円
- 通常「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」 月5,000円
現状では、上記の額を株式だけに投資しておりますが、完全に余剰資金であり、他にも10万円前後の貯蓄を毎月行っております。
貯蓄の方が目標金額に届けば、債券などの購入にも回そうかと思ってますので、上の100%株式投資というのはご参考までに。
運用実績は一番下に追記しています↓
<追記>2019年の実際の運用額
- つみたてNISA 楽天・全米株式インデックス・ファンド 月3.3万円
- IDECO たわらノーロード 先進国株式 月15,000円
- 通常 ニッセイTOPIXインデックスファンド 月3,000円
- 通常 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 月10,000円
- 通常 eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 月3,000円
- 通常 楽天・全米株式インデックス・ファンド 月100,000円
副業でお金に余裕が出来たのと、満期の保険が帰ってきたので10万円+して投資しています。
まずはお金と投資の勉強しましょう
何よりも勉強して理解するのが一番です。
私も始めるまでに10冊以上のお金の本や仕組み・株関連の本を読みました。
リスクを少しでも少なくする為には、まずリスクを知っておく。
リスクに対する対策を立てておく事が大事となります。
そして、自分の中でのルールを決める事が大事なんですね。
これを知れば本は1冊1500円でも、凄いリターンを得られます。
逆にそこをケチる人には、本当に未来は暗いと思いますよ。
最低でもこれは読んだ方がいいです。
余談:お金持ちはお金を働かせて、貧乏人は時間と肉体を使って稼ぐしかない
完全に余談ですが、お金持ちってほんと働いてませんよねw
なんであの人何もしてないのにお金あるんだろう?って人に沢山出逢ってきました。
お金の本を沢山読んで読んで勉強すると、その謎が解けます。
お金持ちほど、お金を使って更にお金を産んでいるんですよね。
例えば、不動産を買ってそれで毎月の収入を得たり、買った以上の価格で売却したりと自分の商品を作って販売しています。
起業して会社を作るのもそうだし、投資してお金を働かせるのもそう。
自分の商品を作って売っているからこそ、自由な時間が出来てしまうんです。
でも、日本の大半はサラリーマンで、毎日会社に行って労働力と時間を切り売りする事でその対価としてお金を得る事ができます。
これって安定してるように見えても、会社がダメになったり、病気になった瞬間に人生がダメになりますよね。
常に働けるって確約は無いので非常に危険なんですね。
昔は終身雇用って風習がありましたが、人口減少の今の日本ではそんな確約できないですからね。
まとめ:資産運用は、若いうちから始めよう
時間があれば定額からでも長期間運用できるので、リスクを減らすことができます
早くから資産運用を初めていれば、低額からでも長期で積み立てれるので後々楽になります。
これが40代になってしまうと複利の効果が薄くなるので、月の負担額が大きくなります。
なるべく若いうちからコツコツと貯金だけじゃなく、お金にお金を増やしてもらう事がこれからの時代は大事になりますね。
お金を貯める為には、まずは生活を見直して日々の節約方法を実践するのみです。
<追記>運用1ヶ月後の利益
長期運用と言いながらも、1ヶ月目の運用状況を報告します。
2つのインデックスファンドに10万円ずつの投資で、なんと9000円オーバーのプラス。
日経平均株価がどんどん上がってるので、今は凄い右肩上がりの様子ですね。
そのうち落ちるでしょうが、なんとなく嬉しい変化はありがたいです。
のんびりと積み立てながら見守って行きたいです。
<追記>3ヶ月後の利益
少しずつ追加しなが積立購入しています。
4ヶ月目からはつみたてNISAが始まるので、そこに投資するお金を置いてる為に若干抑えています。
3ヶ月目から日本株を手数料の安い「ニッセイTOPIXインデックスファンド」に切り替えました。
追加で手数料の安くなった「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」も積立始めた感じです。
今はとりあえず経済の調子が良いのでプラスに転じてますが、そろそろ落ち着くかもしれませんね。
長期なので特に関係無いですが、相場は見ずにのんびり構えたいです。
<追記>9ヶ月後の利益
購入後一気に下がってしまいましたが、9ヶ月目の現在は+27,238円の利益。
10年、20年と先しか見てないので、基本ほったらかしの放置プレイ。
積立だけ設定しておけば良いので、毎日気にする事もないのでほんと気楽です。
<追記>24ヶ月目の利益
かなり間が空きましたが、2年の運用状況です。
2年目から一気に投資額を上げたので、金額が一気に上がりました。
現状株価は上り調子なのでそのうち怖い気もしますが、長期投資ならその辺りも加味してのんびり見ていきましょう。
<追記>ロボットアドバイザーで積立投資を始めました
噂のロボアドがなんと10万円から始められるキャンペーンということで、早速勉強の為にも投資を始めてみましたよ。
こちらもパフォーマンスいいみたいなので注目です。