2023年2回目の旅行は、JR西日本が年明けからやってたサイコロ切符での旅。
目的地は、出雲市だったのですが、かなり時間が掛かるので岡山までの新幹線のみを使って小豆島へ行ってきました。
観光スポットや旅の様子をご紹介します。
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サイコロ切符で冬の小豆島旅行1泊2日に夫婦で行ってきた
サイコロ切符で出たのは出雲市
JR西日本が去年からやってるサイコロ切符。
2023年は新しい目的地になってたので、今回もチャレンジしてみたら一番遠い道のりの出雲市が出ました…。(去年の夏にやった時は餘部が出たのですが、今回も一番の外れが出た気分)
ただ前回と違うのは、途中までの道のりは新幹線が使えること。
経路的に新大阪~岡山が新幹線、岡山~出雲が特急やくもなので、岡山までの特急券だけを生かせば約50分の旅ができます。
金額的に正規の片道約7000円なので、往復5000円のサイコロ切符だと、約9000円ほどお得に新幹線に乗れます。
サイコロ切符のルールが厳しいので、基本指定席しか予約できないのですが、車両に自由席があれば乗り遅れた場合はその日に限り自由席に乗ってもいいんですね。
朝早くの便を予約していれば、その日のうちはそれ以降の新幹線の自由席を使える。
出雲まで行くのを前提にしてればめんどくさいと思ってましたが、目的地を岡山にしたらかなり気軽な旅になりますね。
目的地は、岡山からフェリーで小豆島を目指す
ただ岡山だといつでも行けて面白くないので、目の前の海を渡ってその先の小豆島を目指します。
個人的に今年は島旅をやりたい気分で、近場から行ってみたいなと思ってたのでちょうどタイミング良かったです。
岡山から小豆島の経路
出典:両備小豆島フェリー
岡山駅→新岡山港:バスで40分
新岡山港→小豆島 土庄港:フェリーで70分
待ち時間を入れても2時間ちょっと掛かりますね。
バスとフェリーがセットになったかもめバスキップがあるので、往復3000円で買えます。
ただ乗り場近くの販売所が朝早く、夜遅くから空いてない為、日中でないと買えません。
購入できるのは現金のみでした。
金曜日の仕事終わりに新大阪を出発(19:23発)
岡山までは50分で行けるのですが、朝の時間を有効に使いたいので、前日の仕事終わりにそのまま新大阪から新幹線に乗って岡山に向かいます。
晩御飯を新幹線で食べて、駅前の東横インに宿泊。
6:00に起きて、朝ごはんを済ませてから、7:15にホテルを出発。
一番早いバスが7:33だったので、これに乗って新岡山港のフェリー乗り場を目指します。
バスは岡山駅始発なので座れましたが、仕事に行く方々でほぼ満席。
最後まで乗ってたのは私たちを入れて2組だけでした。
新岡山港 8:40発
小豆島行きのカーフェリー。
フェリーの待合所は、簡易的なお土産物が売られてました。
お昼には食事の提供もあるみたいで、帰りには小豆島バーガー食べてる方が多かったです。
30分ほど待ってフェリーに乗船。
土曜日の朝2便目なので、観光客らしき車で満車になってました。
乗船してる人はそこまで多くないので、時期的にまだ観光オフシーズン的な感じがします。
思ったよりも綺麗で、席も豪華な印象のフェリー。
イメージ的に前だけ向いてるのかと思ったら、全然違いました。
後ろの方にはキッズスペースあったり、売店やカフェもあって、それなりに船旅感があります。
展望テラスはパノラマの絶景が見えるのですが、2月の晴天でも寒い…。
でも、晴れた日の瀬戸内海なので、揺れることもなく穏やかで気持ちがいいです。
瀬戸内海の島々を見てたらあっという間に土庄港に到着しました。
土庄港フェリーターミナル(9:50着)
9:50に土庄港に到着。
歩いて3分くらいで行けるオリックスレンタカー小豆島で予約したレンタカーを借ります。
6時間で6500円くらいでした。
後で思いましたが、運転に慣れてる方なら島ではオプションの保険はいらないかなと思います。
島は限られた道しかないですし、そもそも走っている台数も少ないので、通常よりもかなり何かある確率が低いと思います。
山道走るとか、都会で借りる場合はもらい事故の確率が通常よりも上がるので、オプションで保険あるといいと思います。
道の駅小豆島オリーブ園(10:20着)
オリーブの産地として知られる小豆島を代表する映えスポット。
ここは、実写版の魔女の宅急便のロケ地と使われたらしく、女子が好きそうな映える撮影スポットが沢山あるんですね。
一番有名なのが、ほうきを使った写真撮影。
無料で借りられるほうきを持って外に出て、あの有名な風車の丘に行きます。
カメラのシャッターを連写モードにして撮影したら、あら不思議!
まるであの作品の“ほうきで空を飛んでる”みたいな写真が撮影できます。
子供から大人までほうきを跨いで、ピョンピョン飛んでいる平和な情景がここにはありました。
他にも映えるオブジェやお土産物、レストラン、温泉などの施設があります。
EAT(11:40着)
お昼ご飯は、色々と迷った末にEATというお店を選びました。
Googleマップでも評価が高い店が多い小豆島の中でも、いつも列ができてるという人気店。
11:45に行きましたが、席が5組分しかないので納得。
「塩こうじ鶏のせいろ蒸し」950円
妻は「豚バラのもろみ煮丼」950円
安いし、味のクオリティー高いし、料理の彩りの見た目にも感動しました。
素材を生かした素朴な味わいで、体に優しい感じのメニューばかりで、ヘルシーなのにボリュームがちょうどいいものばかりでした。
+300円でデザート付きとかもあって、時間があるならゆっくり食べたいお店です。
二十四の瞳の映画村(13:10着)
小豆島といえば「二十四の瞳の映画村」という位に有名な観光スポット。
二十四の瞳の映画のロケ地をテーマパークにした感じで、まるで昭和の街にタイムスリップしたかのような感覚になります。
昭和の名画と言われる作品のポスターが数多く展示されていたり、名画の歴史を知れたり、往年の俳優さんに出会える場所って感じです。
全然分からないけど、こんな場所は後世に残して欲しいなと思える素敵な場所になってました。
入るまでは入場料850円が高く感じましたが、小豆島に行ったのなら絶対行って欲しい場所No.1です。
目の前は瀬戸内海の展望で、こんな場所に住みたいなと思える素敵な眺め。
岬の分教場・ 二十四の瞳館(14:30着)
先ほど映画村のロケ地は撮影のために作られたものですが、こちらが実在する分教場跡。
なんと明治に建てたれたという、校舎が残されております。
映画村とセットで入場券を買えば、100円お得になります。
すごく貴重な建物なので、ぜひ一緒に見ておいた方がいいと思います。
MINORI GELATO(15:10着)
本当は寒霞渓に登る予定でしたが、午後からずっと曇天で爆風。
ロープウェイは諦めて、アイスを食べに行きました。
二種類で500円。
しょうゆと瀬戸内レモンにしましたが、しょうゆはみたらし団子みたいでかなり美味しかったです。
レモンは、酸味が強すぎて、食べきれなかった…。
妻の食べていたみかん系も同じで、かなり酸味が強かったです。
しょうゆとオリーブがおすすめ。
エンジェルロード(15:30着)
少し晴れてきたので一応エンジェルロードを見に行きました。
駐車場から、人、人、人…。
ここまで閑散としてたのにここだけめっちゃ人が多いので、3分で退散しました。
多分晴れてたら展望台登っただろうね。
レンタカー返却(15:50着)
16:00にオリックスレンタカー小豆島にレンタカーを返却。
ほとんど走ってないので、ガソリンが500円くらい。
正直6時間では回りきれないと思いましたが、2日借りるとちょっと高い。
東部だけ車で回って、港付近はバスで回るって手段もありかもしれませんね。
乗り放題なら1日1000円とかでありました。
ビジネスホテルニューポート小豆島(16:00着)
今回はレンタカーは日帰り返却だったので、小豆島も日帰りにして岡山に戻るプランでしたが、土庄港付近の宿があったのでこちらに泊まりました。
かなり年季の入ったホテルで、3階まで階段のみの全室喫煙ルームで色々不安でした…。
- 宿のおばちゃん→とにかくいい人
- サービス→飲み物、パン、お土産
- 部屋→タバコの匂いほぼしない程度に消臭されてる
- 朝ごはん→500円以上のクオリティー
こんな感じで、部屋にこたつがあって、8畳もあれば十分なくらいのスペース。
エアコンもあるし、トイレ、バスセパレートで快適。
とにかく宿のおばちゃんの人柄も良くて、レンタサイクルも無料であったりするので、安く泊まりたい方にはおすすめです。
オリーブ温泉 満天の湯(17:30着)
大浴場のあるホテルじゃないので、近くにある温泉施設に行きました。
歩いて30分なので、バスに乗って5分を選択。
夕方だったので、時間的に路線バスの行き帰り各残り2本だけ。
のんびりしようと思うと17:15の土庄港発で、帰りの最終が20:40になります。
土庄港の近辺もほぼご飯食べられる場所がないので、晩御飯は温泉か近辺で済ませることにしました。
バス代150円払って「平井クリニック前」で下車して、歩いて3分程度でスーパーマルナカに隣接した温泉があります。
横にはゲームセンターと食堂があり、買い物と時間潰しもできます。
温泉だけなら1000円ですが、食事がセットで1800円のプランがあるのでこちらを選択。
19時ラストオーダーなので、温泉入る前の18時過ぎに晩御飯。
唐揚げ定食は外れで、肉の感じが薄くて、皮食べてる感じ。
佐賀牛のカレーが美味しかったです。
温泉は、露天風呂が最高で、目の前が海で開放感があり、星も見える好立地。
サウナ、水風呂、外の椅子を3セットして、露天風呂にゆっくり浸かり、1時間半くらい温泉をゆっくり楽しみました。
全然人居ないので、空いてて、コスパ良かったです。
朝ごはん(7:30)
朝ごはんはこんな感じ。
ごはんと味噌汁はおかわり自由。卵も生か、目玉焼きが選べます。
朝食付けてなくても、パンと飲み物が頂けます。
宿のおばちゃんと話しながら、のんびり朝食時間を楽しみました。
土庄港周辺(10:00)
帰りのフェリーは11:40なので、のんびりと港周辺を散策。
玄関口である土庄港のフェリーターミナル前には二十四の瞳のシンボル像もありました。
瀬戸内芸術祭をやってる島なので、いろんなアートが展示されてます。
こちらは、デザイナーコシノジュンコさんの作品
本当は、豊島、直島も行ってみたいのですが、2泊は最低欲しいですね。
土庄港のお土産物屋さんに売ってたしょうゆアイスとオリーブアイス。
しょうゆは、全国で販売して欲しいくらいにお気に入りの味。
このオリーブは、抹茶みたいな味で微妙でした。
土庄港出港(11:40発)
帰りのフェリに乗船して、11:40に土庄港を出港します。
昼からの便でもいいのですが、荷物持っての移動がめんどくさいので早めに岡山駅に戻ることにしました。
行きとは違うフェリーで、こちらは全部前向きの席でした。
乗客は全部で11人。車は1台のみ。
500人乗りのフェリーでこの人数は赤字ですな…。
帰りも1時間で到着。
帰りのバスは10分程度の待ち時間で到着して、そこから45分ほどで岡山駅に到着です。
帰りの新幹線は、日曜日の昼間だけあってかなりの人数となってました。
早めに並んだので座れましたが、自由席は立ってる方が非常に多かったです。
新大阪に向かうなら、のぞみより新大阪止まりのさくらやみずほがおすすめです。
小豆島旅行に使った金額
- 新幹線(サイコロ切符) 10,000円
- フェリー &バス 6,700円
- レンタカー6時間 6,500円
- ガソリン 500円
- ホテル 10,000円(ニューポート小豆島)
- 食費 6,700円
- 観光 2,000円
- お土産 4,000円
- 合計 46,400円
上記全て2人分です。
小豆島の感想
- コンパクトで観光しやすい
- 冬の見どころは少ない
- 食べ物は美味しいお店が多い
島1周が2時間も掛からないので、レンタカーや原付で回るのは日帰りでも気軽に行けます。
観光のメインが、エンジェルロード、オリーブ園、二十四の瞳の映画村、醤油蔵辺りになると思うので、半周の往復となる方が多いと思います。
そんな方なら、半日コースで十分回れるかと思います。
お土産はフェリー乗り場周辺が一番充実してますし、残り時間で買い物するのもおすすめです。
2月に行くと分かってはいましたが、見どころが少ないですね。
島だけど南国じゃないので寒いですし、海も青々してるわけじゃないのでリゾート感は薄い。
ドライブしてても、沖縄みたいにテンション上がらないです。
この辺りは、好みかなと思います。
思ったよりも食べ物の評価の高いお店が多いので、色んなお店を回れる日数あるなら楽しいだろうなと思います。