3月の串本に大阪から1泊2日の夫婦旅行[本州最南端]

 

今月の夫婦旅行の行き先は、本州最南端の地・和歌山県串本町にある潮岬です。

大阪から車で3時間掛かる非常に不便な場所なんですが、今年は普段行かない珍しい場所を目指す旅がしたいので頑張って行ってきました。

本州最南端を通り越して、クジラの町太地町まで行った旅をご紹介します。

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3月の串本に大阪から1泊2日の夫婦旅行[本州最南端]

今回はレンタカーの旅

 

串本までは200kmくらいなのですが、高速も途中までしか繋がってなくて、電車も特急しかないのでかなり時間が掛かります。

隣県なのに交通アクセスの不便さで、関西の人でも白浜よりも南ってなかなか行かないんですよね。

電車で行きたいけど時間が掛かるし、向こうでは確実にレンタカーが必要なので、今回はタイムズのカーシェアリングを使って行くことにしました。

1泊2日の8800円+距離料金となるので、事前計算では17,000円程度ですね。

すさみ町よりも先は海岸線のドライブが絶景みたいなので、とても期待が高まります。

 

まずは太地町へ向かいます

 

今回の目的地は串本ですが、その前にすぐ東にある太地町でランチを食べたいお店があったので向かいます。

南紀白浜までは高速道路が繋がっていて、そこからすさみ南出口まで無料の高速道路みたいな1車線区間があります。

すさみ南で下車してからは海岸沿いの道を串本まで約1時間のドライブとなります。

ほぼ海だけの道なんですが、田辺から先は海岸の岩にかなりの起伏があるので、この地域ならではの地形が見られます。

この道沿いは、道の駅はあっても、コンビニは無いので要注意

串本まで来ると道の駅とコンビニがあります。

串本の駅前は少し開けてて、コンビニ、スーパー、飲食店などがあります。

そこから東に約20kmは、ほぼ山道に変わります。

前にトラックが居たので、25分くらい掛かり道の駅 たいじに到着。

 

 

くじらの町と言われるこの町では、貴重なくじらを使った料理やイルカ料理が食べられるんですね。

妻がくじらを食べた事がないって言ってたので、せっかくなので食べにきましたよ。

 

 

メニュー表を見ると鯨スタミナ丼、鯨竜田揚げ定食、鯨カツ定食、鯨の刺身、鯨ベーコンなどがありました。

ちなみにイルカは刺身か、すき焼き定食で食べられるみたいです。

どれも1000円程度と、観光地にしてはリーズナブルな価格設定です。

お土産物コーナーでも鯨の加工食品売ってましたが、どれも思ったよりも安かったですね。

 

 

給食でお馴染みだった方も多い「鯨の竜田揚げ」

お肉の様なぶよぶよした食べ応えのある食感で、噛んでると独特の味が口の中に広がります。

個人的にはソースでもかけてる方が美味しいかなと思います。

 

 

妻の頼んだ 鯨バーガー 500円

ご当地バーガーって800円くらいする所多いですが、これも安めの価格設定です。

こちらは食べやすくて、美味しかったみたいです。

ちょうどお昼時だったので満席になるくらいの人の多さでした。

手軽にくじらの料理を食べたい方には非常におすすめの場所ですね。

 

梶取埼灯台

 

せっかく太地町まで来たので、展望スポットに寄り道しました。

道の駅から10分弱で行ける灯台です。

 

 

見晴らしは最高の場所にあるので、気持ちの良い絶景を眺めながらランチを食べたりできます。

もう少し暖かくなったら公園みたいに人も多いんだろうと思います。

風見鶏ならぬ、風見鯨が特徴でした。

 

 

和歌山太平洋側の海は、かなり磯場が多いので荒々しくて他では見えない様な地形になってますね。

釣り人が多いのも納得です。

 

 

こちらにはくじらの供養碑もありました。

 

橋杭岩

 

道の駅併設の串本を代表するジオスポット橋杭岩

自然が作り出した大きな岩の並びと、津波で流された周辺の小岩。

見ているだけで、自然の雄大さを感じられますね。

 

 

ちょうど訪れたタイミングが中潮周りの干潮だったので、潮が引いて周辺を歩けました。

人が米粒の様にしか見えない位大きな岩がたくさん並んでおります。

 

 

異質な位の岩の大きさに言葉が出なくなる…。

元々繋がっていた岩が波で朽ちていき、周辺に転がっている岩は、波によって流される。

想像しただけで津波の怖さが分かりますね。

これ見るだけでもここに来た価値あるんですが、新宮市の方に向かうともっとジオスポットたくさんあるみたいで、また行ってみたいです。

 

タイヨウのカフェ

 

串本の駅前にある本屋に併設されてるトルコ料理のブックカフェ タイヨウのカフェに寄り道。

15時くらいだったので、人も居なくて空いておりました。

 

 

  • トルコアイス 490円
  • カップクレープ ストロベリー 520円
  • クリームソーダ 260円(クレープにセットで半額)

全体的にカフェの料金も安い。

懐かしのトルコ風アイスの本物が食べられました。

こちらのカフェは、本屋から3冊まで持ち込み可能なので、読みながら待って、食べ終わった後も読書を楽しめる素敵な空間です。

近所にあったら定期的に通いそうです。

 

みさきロッジ

 

今回宿泊するのは、本州最南端の宿みさきロッジ

目の前は太平洋という大パノラマの眺めが見える宿です。

 

 

部屋は和室の8畳くらいの部屋。

改装してるのでかなり中は綺麗で、清潔感あります。

トイレ付きとトイレなしがあるのだけど、中にトイレあってもめちゃくちゃ狭くてびっくり…。

そして、夜は音が響きまくるので室内の音や道路を走る車の音など気になる方には煩いかもしれませんね。

民宿なので部屋にお風呂はなくて、共用の風呂なのですが20時に入る頃にはかなりぬるかったです…。

 

 

屋上は展望スポットになっており、夏だったら星を眺めながら晩酌できそうです。

奥に見えるのは潮岬タワー。

有料ですが晴れてたら眺めが良さそうです。

レストランやお土産屋さんが併設されてます。

本州最南端の碑

 

みさきロッジから道路を渡ると、本州最南端の地に行けます。

望楼の芝と言われる芝生の広い公園みたいなのが広がってて、昔は自由にキャンプができる場所だったみたいです。

今は連休などの期間限定の有料キャンプ場だそうです。

 

 

そして、少し歩くと本州最南端の碑がありました。

今回の旅の目的地はこちらだったので、無事に到着です。

人生初めて、初めて端っこに到達です。(世界規模にしたらちっぽけなもんですけどね…)

 

 

和歌山県朝日夕陽百選 潮岬

 

宿の目の前に潮岬灯台と夕陽が眺められる場所があったので歩いてみました。

夕陽が沈むにはまだ早いですが、とても綺麗な眺めです。

 

 

残念ながら営業が終わってしまった潮岬灯台を眺められます。

時間があるので、潮岬灯台まで歩いてみます。

 

潮岬の鯨山見

 

潮岬灯台の更に奥に歩くと、くじらを探す展望スポットがあります。

夕陽を待つ先客がおられましたが、ここからの眺めも良かったですね。

ただ段々と曇ってきたので、元の場所に戻ることにしました。

 

結局その後は雲が増えてしまい夕陽は見れなくなりました…。

 

みさきロッジの晩御飯

 

ロウニンアジの煮付け

 

 

刺身盛り合わせ4種(ロウニンアジ、スマガツオ、グレ、オジサン)

 

 

猪肉のハンバーグ

 

 

マグロの揚げ物

 

晩ご飯付きにしたので、大将おまかせコースを頂きます。

地元で採れた食材を使った料理ばかりで、本当にどれもが美味しかったです。

特に魚は鮮度がいいので、食感も楽しめて、甘味や旨みが凝縮しております。

釣り人の夢の魚 ロウニンアジは初めて食べましたが、身が柔らかくてアジでしたね。

ちなみにグレードアップすれば、クエや伊勢海老などが堪能できるコース料理もあります。

 

ちなみに今回も星空は見えずに残念でした。

 

2日目は本州最南端の朝陽でスタート

 

せっかくなので次の日は、本州最南端の朝陽を眺めに行ってきます。

6時20分くらいから日の出タイム。

 

 

朝焼けがとても綺麗でしたね。

本州最南端は流石に朝も暖かくて9℃くらいあって、朝陽を眺める時間も暖かかったです。

 

みさきロッジの朝ごはん

 

7時半に朝ごはんを予約してたので、そのまま上がって頂きました。

日本の朝食って感じですが、牛タンを使ったり、まぐろの漬けがあったりして、普通の旅館では食べられない様な美味しい料理が堪能できましたよ。

本当に食が美味いのでおすすめの宿ですね。

 

潮岬タワー

 

移動する前にお土産物を買いにやってきました。

曇ってるのでタワーには登らなかったですが、お土産物も充実していて買い物には道の駅か、こちらはおすすめです。

晴れてたら展望レストランで、海鮮食べるのも良さそうです。

 

樫野埼灯台

 

2日目は特に行きたい場所がなかったので、お隣の串本大島にある最東端の灯台 樫野埼灯台までドライブ。

日本で最初の石造灯台だそうですよ。

 

 

灯台からの眺め 西側

 

 

灯台からの眺め 東側

どちらも大パノラマの絶景が無料で楽しめます。

 

 

灯台を間近で見るとこんな感じです。

北海道とかでまた端っこの方に旅して、灯台を訪れたいですね。

 

トルコ記念館

 

串本町はトルコ友好の地として、トルコ記念館というものがあります。

オスマン帝国時代に串本沖で難破したエルトゥールル号の乗員を助けるために地元の人々が尽力した過去があるみたいで、そこから交流が続いてる歴史があるみたいなんですね。

こうやって日本各地の歴史を知るってのも、その土地に旅行に行く楽しみでもあります。

 

 

トルコ人の雑貨屋さんでトルコアイス買えます。

1つ400円でした。

 

串本大橋展望台

 

串本大島最後の寄り道は、串本大橋の展望台。

ここも絶景スポット。

車の停められる台数が少ないけど、漁船が沢山走っていておすすめの展望スポットです。

 

タイヨウのカフェでランチ

 

前日はカフェ利用だったので、2日目はランチを食べに寄ってみました。

こちらは、トルコ料理の評価が高いお店なので、串本に来たら海鮮だけじゃなくて、トルコ料理もぜひ食べてみてください。

オーロラソースのかけてあるケバブライスは、とてもクセになる味付けです。

カリッとした鶏肉とシャキシャキのレタスの相性が抜群でした。

妻はケバブサンドを食べてましたが、テイクアウトにもおすすめです。

3時間かけて帰宅

 

帰り道は混むのが嫌だったので、早めに出発。

13時過ぎに出て、道の駅やSAに寄ったりしたので、16時半に大阪市内に到着でした。

渋滞もなくてスムーズに走れる往路で一安心でした。

串本は本当に遠かったですが、行った甲斐がある絶景ジオスポットだらけのお気に入りの場所となりましたね。

絶対また行きたいし、今度は那智勝浦町の熊野大社を目指したいですね。

 

串本旅2日間の費用

  • レンタカー36時間 17,600円(タイムズカーシェア)
  • 高速代 6,600円
  • ホテル 24,000円(みさきロッジ)
  • 食費 6,200円
  • お土産 3,500円
  • 合計 57,900円

上記全て2人分です。

今回は、宿に食事付きだったので比較的リーズナブルでした。

串本は全体的にお値段安めなお店が多くて、それでいて味はどこも美味しいのでお買い得感がありました。

串本旅行の感想

  • 串本ならではの、海の自然が満喫できる
  • 海鮮が美味しい

 

本当にこの2つに尽きます。

特に大自然は、南紀ならではの絶景が沢山観れるので、これだけでも行く価値があります。

周りが海なので当然、海鮮は新鮮で美味しい料理ばかり。

白浜から1時間かかるのがネックだけど、行く価値はあるなと思う場所。

那智勝浦町含めてキャンプの旅に行きたいですね。

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