
ポケットに入れて気軽にパシャって子供の撮影ができるお出掛け用のカメラが欲しくて、GR3xを手に入れました。
AFは遅いし、動きモノの撮影は苦手だけど、それでも子供撮影におすすめしたいカメラなので迷っている方には是非見て欲しい。
コンパクトなGR3xは子供撮影にも手軽で良い[レビュー]
GR3xを買った理由

- APS-Cセンサーのコンデジ
- ポケットに入る
- 重さがX100VIの半分
- いつでも持ち歩ける手軽さ
- 焦点距離40mmの単焦点レンズ
上記の理由をそれっぽく書いたけど、結局は使ってみたかったから。
GRをずっと使ってみたかったんだけど、今までの自分には買う理由がなかった。
ミラーレスを持ち歩こうと思えばいつでも持ち歩けるから。
でも、子供が産まれてからは明確な理由ができた。
いつでも子供のいい写真を残したいと。
それなのに子供がいると荷物の制限や時間に制約ができてしまい、気軽に写真が撮れない…。
首がら高いカメラをぶら下げていてぶつけたり、子供に遊ばれたりしたら大変である。
ポケットに入るGRなら荷物にならないし、片手で簡単に撮影できるから良いのでは?と思った。
抽選に応募し続けて4ヶ月目にしてようやく当選したのが今回のGR3x Urban Editionでした。
GR3xの良かった点

- 40mmの画角の絶妙さ
- 解像感がすごい
- 常にカメラを持ち歩けるサイズ感と重さ
- カメラで写真を撮ろうと思える手軽さ
- WI-FIでの写真転送が早い
小さいのに撮れる写真が作品になるカメラ。
GR3xはスマホみたいにサクサクと写真が撮影できるのに撮れる写真が「なんか良い」です。
ポケットに入るので持ち出す機会が増えて、それによって撮影する頻度も上がって、結果的に残せる写真も多くなる。
ミラーレスだと子供と一緒に出掛けるのに持ち歩くことのハードルは高いし、カバンから出して撮影するハードルも高いし、公園とかで気軽にって感じでは出来ないんですよね。
GR3xならポケットに常に入ってるので、カメラ感ないし、すごく自然に撮影できるし、シャッターチャンスを逃さない手軽な感じ。
家の中でもリビングの机の上に置いておくと、朝の離乳食の写真を毎日カメラで残せたり、突然のシャッターチャンスにもスマホじゃなくカメラで撮ることができる。
ミラーレスだと邪魔な場所でも、GR3xのコンパクトさなら置いておけるのは非常に便利に感じます。
WI-FI転送の速さもサクッと写真をスマホに移せるので、みてねアプリにすぐ載せることもできます。
GR3x Urban Editionの不満点

- 普通に買えない
- バッテリーが弱い
- 13万もするのにAFがダメ過ぎ
- 夜に弱い
子供撮影において一番のネックはAFがポンコツな点。
顔認識はしてくれる時もあるけど、真正面を向いてないと厳しいし、瞳AFをONにしていてもなかなかピントが合うのは何度も半押ししないと厳しい…。
解決策としては中央にして自分でAFを合わせにいくか、タッチAFで指定するのが無難です。
いわば慣れの問題で解決するのですが、スマホと比べても、最近のSONYのカメラなどと比べてもAFはかなり難点だと思いました。
カメラ慣れしている人なら問題ないけど、妻が撮るとピンボケしている写真が多いのも事実…。
改めて趣味の要素が多いカメラだと思いました。
夜や暗部のAFとなると更に弱くて時間も掛かるので非常にストレスになるんじゃないかと思います。
バッテリーに関しては、200枚も撮影できないと感じます。
1日外に行くなら予備を最低1個は持っておく方が無難かな。
最悪USB-Cで充電可能なので、モバイルバッテリーでの給電でもOKです。
GR3xをおすすめしたい人

- 気軽に高画質な写真を撮りたい
- AFの精度が許せる(結局は慣れです)
- スマホじゃなくてカメラを使いたい
- ミラーレスを使っている人のサブ機
- レンズのズーム機能がいらない
正直ファインダーがないので、撮影の楽しさとしてはカメラというよりもスマホに近い気がします。
その上で高画質な写真を残しつつ、カメラで撮影する事を重視したい方にはすごくおすすめですね。
13万という価格を出しつつ、趣味要素の強いカメラなのでなかなか刺さる人が少ないと思うけど、この機動力は他のカメラにはない要素。
特に既にカメラをお持ちの方のサブ機としての運用は、メイン機を凌ぐ割合で使ってしまうんじゃないかと思います。
GR3xでの子供撮影の作例






購入してからずっと寒いので外での撮影が離乳食くらいしか撮れていないので、日常だけになりますが全部スタンダードで撮影。