「スマホで十分だと思っていたけれど、プリントしてみると意外とノイズが気になる…」「動き回る赤ちゃんを撮るのに、どのカメラが正解かわからない」と悩んでいませんか?
スマホの写真は便利ですが、富士フイルムで撮った写真は『空気感』が違います。
1年後に見返したとき、当時の部屋の光や赤ちゃんの肌の柔らかさがそのまま蘇るのは、やっぱり専用機ならではの魔法だと思います。
赤ちゃんと過ごす慌ただしい日々の中で、過ぎていく一瞬を切り取って記録に残せるカメラという存在のおかげで、薄れていった記憶が鮮明に残せています。
実際に0歳児から1歳半まで、富士フイルムやGR、Pixelを使い倒してきた私が、「結局、パパが日常で一番使ったFUJIFILMのカメラとレンズ」を本音で紹介します。
赤ちゃん撮影カメラフジフイルム X100VI X-T30 GR3x
メインカメラはフジフイルム X-T30
メインで使っているカメラは、4年前から使っているフジフイルムのX-T30。
クラシカルでとてもコンパクトなボディは、APS-C機の中でもダントツに好みで当時8万円くらいで買いました。
それまで使っていたオリンパスのE-M1よりも軽くて、単焦点レンズとの相性が抜群に良いんですよね。
AFも富士の中ではそれなりに早いですし、瞳AFも使えるので、それなりの精度で赤ちゃんも撮影できます。(ただ、SONYを知ってしまうとAFは2周くらい差があります…)
チルト液晶が赤ちゃん目線の撮影に便利
バリアングルではなくチルト液晶なので、ローアングルからの写真撮影もしやすく便利です。
赤ちゃん目線の写真を撮影することが多いので、チルト液晶は本当に無いと困ります。
欲を言うとX-T3の様な3軸チルトだと縦撮りの際にも見やすくて便利なんですが、X-T3だとボディが大きく、重くなるので持ち出すの大変なんですよね。
フィルムシュミレーションで自分好みの写真に
フジフイルムといえばフィルムシュミレーション。
フィルムライクな色味をカメラの中で生成してくれるので、撮影後にRAW編集しなくても撮って出しで好みの色味の写真が撮影できます。
赤ちゃんがいると画像編集する時間がなかなか取れないと思うので、この点はめちゃくちゃ便利なんですね。
ただ赤ちゃん撮影で使うのは、Pro Nega StdとClassic ChromeとAcrossくらいです。
設定でグレイン・エフェクトという粒子の強弱を追加できるので、ざらっとした感じのフィルム感を出せるのも面白いです。
X-T30に合わせて使った交換レンズ
XF35mmF1.4 R(使用率90パーセント)
カメラと一緒に買ったメインの単焦点レンズ。
フジの中では王道の1本にして、銘玉と言われる換算約50mm画角の標準域。
F1.4の明るさは、室内がメインになる赤ちゃん撮影で協力な武器になります。
最新のレンズのような爆速AFはないけれど、このレンズで撮った赤ちゃんの肌の質感や、とろけるようなボケ味は、他のどのレンズでも替えが効きません。迷ったらまずこれ、と言える一本です。
夜の室内でもこれがあれば手ぶれ補正なくても困ったことはありません。(ただピントが合う確率が下がります)
最新の爆速AFはないけれど、このレンズでしか撮れない赤ちゃんの肌の柔らかさがある。迷ったら、この『銘玉』から始めてほしいです。
生後6ヶ月くらいまでは、動きがあんまり無いのでほぼこれ1本だけで撮影していました。
だた2LDKの室内だと換算50mmが限界かなと思う。
シグマの56mm(換算85mm)も一瞬だけ使いましたが、距離的に撮影用途が限られ過ぎて売却しました。
赤ちゃんのうちは、換算35~50mmくらいが何かあった時に手が伸ばせるので限界だと思います。
XF23mmF2 R WR
ハイハイするようになってから導入した換算35mm画角のレンズ。
F1.4と迷いましたが、重さが倍になってしまうのでF2で妥協しました。
AFは旧型のF1.4よりもかなり早くて、使い勝手はかなり良かったです。
35mmの画角は苦手意識ありましたが、「室内ではこれ1本だけでもよくない?」と思うくらいに使ってみると万能でした。
写りはF1.4が“ふんわり感”を出せるのに対して、F2の方がシャープな印象です。
写りの好みはF1.4なので外出時とかではXF35mm F1.4を持っていきますね。
※X100VI購入後に売却しました。
シグマ56mm F1.4 DC DN FUJIFILM Xマウント用
純正のXF56mm F1.2の単焦点レンズが400gオーバーで結構なサイズ感と重量で描写は良くても、X-T30とのバランスが取れないので軽量でAF性能や描写力の評価の高いシグマの方を買ってみました。
軽いし、AF静かで早いし、解像度高くて、キリッとした描写でとても素晴らしいレンズです。
難点は、デザインが富士フイルムのカメラに着けた時に好みじゃないのと、絞りリングのないことです。
デザイン性含めて所有欲が低下する場合もあるので、現物を見てから購入された方が良いですね。
※この画角は、使うシーンが限られ過ぎて、現在は売却済み
シグマ 18-50mm F2.8
F2.8通しの標準域大三元レンズ。
めっちゃコンパクトで、300g以下の軽量なサイズ感からは思えない素敵な描写をする標準ズームです。
これ買うまで純正のF4通しの5倍ズーム使ってましたが、正直X-T30のグリップには合わずに純正のキットレンズに買い替えようか迷ってたんですよね。
こっちが発売された瞬間に乗り換えましたが大正解。軽いし、安い。
シグマのズームの向きに慣れればOKです。
これ1本あればある程度撮影の幅が広がります。
※絞りリングがないのと、見た目が好みじゃないので売却(軽さと写りは最高でした)
XF16-80mmF4 R
OIS WR
旅行用に買ったけど、旅行以外でほとんど出番のないレンズ。
基本的に軽い単焦点での片手での撮影がメインなので、重いのは嫌いです。
妻との外出や旅行時にたまに持っていくと、広角から望遠まで1本でまかなえるのでやっぱり便利。
撮影する写真のバリエーションも増えるので、単焦点の画角に飽きた時には万能ズームもあるといいですね。
※シグマ 18-50mm F2.8と入れ替えました。
結局、X-T30 × XF35mm F1.4 Rの組み合わせが最強だった
最初にXF35mm F1.4 R使ってから追加で色々と買って試した結果、最初に買ったXF35mm F1.4 Rが1番良いと言う結果になり、現状はこれ1本で撮影しています。
- オールドレンズっぽいふんわり柔らかい描写
- 室内でも使えるF1.4の明るさ
- 持ち運び易い軽量、コンパクト
- 見た目がFUJIFILMの王道のかっこよさ
赤ちゃん撮影の9割は室内なので、F1.4の明るいレンズがスマホよりも圧倒的に失敗(ブレやノイズ)が少なくなります。
シグマは安くて、軽くて、コンパクトで写りもすごく良かったのですが、モノとしての見た目がFUJIFILMのカメラとマッチせずに持ち出す際のテンションダウンとなって結局売りました。
クラシカルな見た目と絞りリング付きのレンズにしてくれたらなぁ・・・。
1歳を過ぎてから「X100VI」を導入した理由
X100Vが欲しくても買えなかったので、発売当初から抽選販売に応募していたX100Viなんですが、当初数ヶ月応募しても買えずに夏頃には購入を諦めておりました。
でも、XF23mm F2のレンズを買ってから35mmは使いやすい画角だと知り、再度購入を決意。
10月のタイミングである程度の需要が回ったのか、マップカメラさんで定価で購入できました。(欲を言えば1割引のお店か、ヨドバシの10%ポイント還元で手にしたかったです‥)
T30はシルバーだったので、今回はブラックを狙ってました。
見た目だけでも満足感、所有感の高いカメラで置いとくだけでもテンションが上がりますね。
コンパクトデジタルカメラの位置付けなんですが、RX100やGR3などと比較すると一回り以上にでかいです。
特に同じAPS-CセンサーのGR3とはよく比較されますが、立ち位置的には全く異なるカメラなので子供撮影にはAFの早いX100Viの方が向いているでしょうね。
最新の富士のAFは赤ちゃん撮影でも使える
センサーが第5世代搭載で、AF性能はT30の頃よりもかなり使える状態になってます。
瞳認識AFなんかはかなり喰いついてくれるので、ある程度カメラ任せでシャッターを押すだけでピントが合う今どきのカメラって感じ。
動きの読めない赤ちゃん撮影にもかなりの精度の高さを発揮してくれました。
ただ歩き出すと追いつけないので、簡単にはピントは合いません。
手ぶれ補正は正直どちらでも良かったのですが、夜間の手持ち撮影とかには便利ですよね。
デジタルテレコンが便利
正直28万円は高いと思っていたカメラなんですが、購入する後押しとなった機能がありましてそれがデジタルテレコンなんですね。
35mm判換算 35mmの固定のレンズの焦点距離を拡大することで、50mm/70mmと合計3つの焦点距離を撮影できます。
クロップする形になるので画素数は落ちますが、高画素機ならではのメリットが発揮されるこの機能は実質レンズ交換的な要素も入っているので非常に便利なんですね。
あとで画像をクロップするのと違って、撮影時に50mmの画角を表示してくれるので意図した構図で撮影できるのはとても良いです。
35mmの画角をメインで使いながらも、少し大きく写した時などに50mmや70mmが使えると写真のバリエーションが広がって、ズームレンズみたいな使い勝手になります。
最新のフイルムシュミレーションで、色々と遊べます。
こっちでは、クラシックネガやクラシッククロームを多用します。
デメリット:F2のレンズの写りが劣る気がする
F2の割にレンズの飛び出しの少なさはすごく良いのですが、肝心の写りはXF23mm F2のレンズのシャープな感じがそのまま。
メインで使うXF35mm F1.4と比べるとふんわり感、ボケ感がどうしても劣ってしまい、撮った写真を見返しているとX-T30で撮影した写真の方が好きなんですよね…。
見た目は最高のカメラなんですが、レンズが替えられないデメリットはどうしても否めないです。(レンズ固定式あるある)
それでも、このコンパクトさと見た目が好みで、実働回数で言うと外出時や旅行はほぼX100VIを持ち出しています。
機動力重視ならポケットに入る「GR3x」
X100VIとずっと迷ってたのにどちらも買えずにモヤモヤしていたGR3xは1歳2ヶ月のタイミングでリコー直販で当選して購入。
同じAPS-Cセンサー搭載なのにX100VIの半分の重さで、外に出かける際の最高の味方になりました。
コンデジと言えどX100viはパンケーキレンズの付いたミラーレス的な立ち位置なので、GR3xの250gは同じコンデジのRX100M5Aとかと比べても圧倒的に軽いです。
その分40mm固定の画角が不便と感じないかで、このカメラを好きになれるかが別れるところ。
私の場合は50mm単焦点ばかり使っているので、40mmの絶妙な焦点距離は室内でも使いやすくて、子供撮影でもかなり重宝しました。
ポケットに入れて、片手でパシャパシャ撮影できて、スマホよりも圧倒的に好きな画が撮れるのは良いです。
価格的にも13万は高いけど、X100VIと比べると半額。
性能比較すると正直倍違うか?とはならないので、X100Iを買ってなかったらGR3xだけで満足したでしょう。
弱点となるのがAFの弱さですが、タッチAFで修正できるので、撮影に慣れればなんとかなりますが、SONYとか最新に慣れていると正直面倒です。
動いている子供の写真は枚数取らないと厳しいですが、止まっている時ならある程度の確率で押さえられます。

その瞬間を逃さないスマホ Pixel9 Pro
常にカメラは机の上に置いていても、ポケットに入るスマホの機動力の良さには敵いません。
5倍ズームが搭載されたコンパクトサイズは待望だったので購入したPixel9 Pro。
写真は正直これで良いくらいに写りも十分な性能だし、動画もスマホでしか撮影しません。(データの管理がめんどうなので)
ケースとリングを付けたら、想像以上に重くて疲れるの以外は大体満足のスマホ。
本音を言えばGalaxyのコンパクトさ、軽さで5倍望遠が欲しい…。
日常の1枚がいつもポケットに入っているこいつで撮影できるんだけど、
5倍望遠ズームになると、写真が一気にダイナミックになりますね。
赤ちゃん撮影は室内がメインなので現状2倍以上はあまり使ってませんが、旅行先とかでカメラ持ってない時にほんまに便利です。
【まとめ】パパのスタイル別・おすすめの組み合わせ
| カメラ名 | 主な用途 | メリット | デメリット |
| X-T30 | メイン | レンズ交換で化ける、ボケが綺麗 | 片手操作は少し重い・レンズが欲しくなる |
| X100VI | お出かけ・日常 | 圧倒的な所有感、最新AF | レンズ交換不可、高価 |
| GR3x | 散歩・サブ | 究極の軽さ、ポケットに入る | AFが迷いやすい |
| Pixel 9 Pro | 動画・記録 | 失敗がない、5倍ズーム | 「カメラを構える」楽しさは薄い |
- とにかく最高の写りで残したいなら: X-T30 + XF35mmF1.4 R
- お出かけメインで所有感も大事にしたいなら: X100VI
- 荷物を増やしたくない・常に持ち歩きたいなら: GR3x
- 動画も手軽に、ズームも楽しみたいなら: スマホ
メインはX-T30と書いておきながらも、最近だとほぼX100VIをメインにして、公園行くときだけGR3xを持っていくことが増えています。
子供と過ごすと荷物を軽くしたいので、500g台のX100VIの存在はすごく良いですし、さらに半分のGR3xは驚異的な軽さと写りを魅せてくれるので、コンデジってやっぱり侮れません。
でも、XF35mmF1.4 Rの写りは手放せないので、このレンズのためにX-T30は使い続けたいと思います。
そんな感じで、わたしの使っている子供撮影カメラの紹介でした。









