秋から春にかけて街でもアウトドアシーンでも欠かせない存在のマウンテンパーカー。
今メイン使ってるのは、マーモットのナノプロリッジジャケットという防水仕様のシェルです。
ほぼ2年着てみた感想をメリット・デメリットと共にご紹介します。
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マーモット ナノプロリッジジャケット[レビュー]
ナノプロリッジジャケットの特徴
耐水圧10,000mgでありながら高い透湿性を誇るナノプロを使用した2レイヤーのアウターシェル。ナノスケールの微細な孔を持った防水透湿のフィルムは、高い蒸気通過数値を誇る。それは行動中や雨天着用時での内側に生じる蒸れを軽減し不快感を取り除いてくれる。背面裏地にはOutlast Meshiも試用している。インナーには別日本企画のフリースやダウンをジョイント出来る『TWO IN ONE』システムを採用。
※マーモットHPより
これを選んだポイント
自転車の使用がメインで、雨の日を全く想定していないマウンテンパーカーを探していました。
この時着てたのがTHE NORTH FACEのドットショットジャケットを2代連続で買ってましたが、めっちゃ中のコーティングが剥げて毎回ボロボロになるんですよね。
それが嫌になって、他のやつを求めてました。
まずゴアテックス素材はハイスペックだけど、街用だと勿体無いし、値段も上がるので除外。
そうするとソフトシェルが増えてくるんだけど、あまりに薄いんですよね。
薄いのはパタゴニアのフーディーニジャケットを持ってるので、もう少し冬にも使いやすい保温性のあるものが欲しい。
でも、ダウンは要らないし、あくまでもマウンテンパーカーを希望。
大阪のアウトドアショップの並ぶお気に入りスポット西梅田のALBIとグランフロントの好日山荘、アークテリクスなどで色々と試着を繰り返す。
予算は3万まで。
アークテリクスはサイズも無いし、完全オーバースペックの割に高い。
サイズ感とかフィット感は凄く良いのだけど、街にこれは要らないよね。
ホグロフスも気になってたんだけど、着てみるとめっちゃ腕長いし、全体的なバランスが合ってないw
モンベルはレインウェアを持ってるので除外。
そこで出逢ったのがマーモットの直営店。
品揃え豊富だし、店員さんも良い感じで好印象。
実際に着てみるとビックリする位にベストフィット。
今までここまで自分の体に丈も、シルエットも、腕の長さもピッタリな服に会った事無い位の衝撃でした。
マーモットはあまり印象がなかっただけに斬新なので買っちゃいました。
実際に着てみるのがやっぱり一番。
ここがお勧めポイント
裏地がメッシュ
裏地に直接当たらないので、蒸れても引っ付かないし、生地も痛まないしで着心地がいいんですよ。
ただデメリットもあって、重くなります。
これはどちらを取るかの使用用途に限ると思いますが、ドットショットの時みたいにコーティングが剥げない様にするにはこちらの方がいいですね。
耐水性が高い
ゴアでは無いですが、耐水圧10,000mgのナノプロと言うナノスケールの微細な孔を持った防水透湿のフィルムを使用してるのである程度の雨の中でも大丈夫です。
たまにアウトドアでも使いますが、大雨降っても全然浸透なくて大丈夫でしたね。
普段の30分ほどの自転車通勤で雨が降っても問題なしです。
2in1
中にインナー用のダウンやフリースをファスナーによって合体できる仕組みです。
冬の厳寒期になると防寒ウェアになるので、着るものを少なくしたい人には凄い嬉しい機能ですね。
残念ながら装着したことはありませんが、今年のモデルの「ポーラテックマイクロフリース」は2in1対応モデルになったみたいです。
別でレビューしますが、このフリースは軽くて最高です。
フード脱着化
人によっては街着で、中にパーカーを着る人も居るでしょう。
そんなシーンではフードが邪魔になると思うので、ファスナーで簡単に脱着できるのは嬉しいポイント。
それ以外にもメリットがあって、この方式で止められてるとフードを被った時の突っ張りが少なくて、長時間の被るのが楽です。
シンプルなデザイン
30歳になって思うのが、長く着る服(着たい服)はデザインがシンプルなのが良い。
これも黒を基調としたデザインに赤を入れているだけのシンプルなのにカッコいいデザイン。
アウターって何年も着たい物なので、あまり派手にすると印象が残りすぎてな「アイツいつも同じ服着てる」って思ってしまうんですよね。
数年後も着られる事を思うと、シンプルイズベストです。
少しタイトなピッタリサイズ
Mサイズで、174cmで62kmの私の体にベストフィットなウェアでした。
着丈、腕の長さ、身幅がここまで合うのも珍しいと思うほどにピッタリデザイン。
着た瞬間に自分の為に作られた服かと思いましたw
デメリット
少し重いかな
メリット・デメリットのどちらにもなる部分。
ノースフェイスのドットショットが315gで、こちらは450gとなってます。
同じマウンテンパーカーでも、素材の厚さや中身の仕様が違うので仕方ないですが、重い部類に入るのは仕方ないかな。
使い勝手と用途で選ぶといいと思います。
洗濯は洗濯機or手洗いでOK
自宅で洗えるのが嬉しいポイント。
一応生地を傷めないように私は手洗いで洗ってます。
・私の洗濯の仕方(あくまでも自己責任で)
湯船を使ってますが、桶やバケツにぬるま湯を入れて、ニクワックスを分量見て投入。
押し洗い後15分ほど放置して、しっかりすすぎます。
日陰干しして、濡れているうちにニクワックスの撥水剤をスプレーして拭き取り。
乾くまで乾燥させて終了。
洗濯機の場合はネットに入れて、弱流水コースですすぎは通常の2倍行いましょう。
ゴアテックスなどのレインウェアも同じやり方です。
洗濯用の洗剤はこれがお勧めです。
NIKWAX[洗剤]
NIKWAX[撥水剤]
洗濯後には撥水コートもお忘れなく。
洗濯後は日陰に干して、十分に乾燥させましょう。