秋の武奈ヶ岳に登山![御殿山~コヤマノ岳周回ルート]紅葉の景色・駐車場など写真で紹介

 

今月2回目の登山は、琵琶湖を一望出来る滋賀の武奈ヶ岳に登頂しました。

大阪からのアクセスも良くて、色んなコースで登山が楽しめる山ですが、今回は御殿山コースのピストンで登りました。

事前に準備した物や持ち物、服装、アクセス、ルート、駐車場、苦労した事、感想などを紹介したいと思います。

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秋の武奈ヶ岳に登山![御殿山~コヤマノ岳周回ルート]紅葉の景色・駐車場など写真で紹介

武奈ヶ岳とは

 

琵琶湖西岸に連なる比良山地の最高峰である武奈ヶ岳は、標高1,212mで日本200名山の一つとなってます。

比良山地の中でも登山者に人気の山だそうで、たまたま目にした稜線の景色の美しさと山頂からの360度の眺望が観たくて登ってみました。

登山コースはかなりバリエーションがあり、今回は最短コースであり、初心者向けの御殿山コースで登りました。

 

今回登ったルートは、御殿山コースピストン+コヤマノ岳周回

 

  • 登り→葛川市民センター駐車場~御殿山~武奈ヶ岳
  • 下り→コヤマノ岳~御殿山~葛川市民センター駐車場

大体登りが2時間~2時間半で、下りが2時間~2時間半と合計5時間くらいあればなんとか行けるかなと、休憩入れて6時間の工程で登山計画を考えました

 

駐車場・アクセス

 

駐車場は、坊村にある葛川市民センター駐車場が無料で使えるとの事でこちらを利用しました。

大阪市内から名神高速経由で、1時間20分くらい到着しました。

京都東ICで降りてからは、湖西バイパス経由で真野ICで下車。

そこから国道で経由してあっという間でした。

7時前に着いた時が10台くらいで、帰って来た時には30台くらい止まっていましたが全然余裕です。

結構バスで来られる方も多いみたいです。

 

 

登山開始 御殿山~武奈ヶ岳

 

11月2週目の日曜日。

朝5時に起きて、7時前に駐車場に到着です。

山の裏側になるので、陽も当たらずにめっちゃ暗くて寒い。

 

 

駐車場から登山道までは歩いて3分程度。

安曇川にかかる橋を渡って、明王院の方に向かって行くと看板があります。

橋を渡ってすぐにトイレがあるので、山を登る前は必ず利用しておきましょう。

登り始めると、何処にもトイレはありません。

 

 

御殿山コースの入り口に看板があります。

 

 

登山口を歩き始めると、いきなり険しい道でスタート。

めっちゃ急坂で、しんどい道です。

 

 

足元はこんな感じで、木々の根っこや岩がゴロゴロしてる登山道です。

 

 

この山は至る所に倒木があるので、登山道の中でも何度も超えなきゃいけない大木があります。

 

 

少しも落ち着く事なく急な坂がずっと続きます。

ペースを保たないと御殿山の1/4位でバテてしまいますよ。

 

 

冷静に森を見るとブナ林が美しい山ですね。

 

 

1/3位進むと少し平坦な道になりますが、結構大木まみれです。

軍手や手袋があると良いですよ。

 

 

かなりの急坂にも最近の登山で慣れてきてるので、オーバーペースにならずに歩けてこれています。

 

 

御殿山の半分を超えるまでで1時間弱…マジでこの道しんどい。

 

 

少し平坦になったと思ったら再び急坂に戻る。

これは帰りの下りも絶対膝がキツイわと思ってしまいます。

 

 

真ん中を過ぎると無雪期ルートと積雪期ルートに分かれます。

もちろん無雪期ルートを選択。

 

 

この辺りが一番紅葉していました。

秋の登山といえば色付いた紅葉が楽しみですね。

自然に触れて、四季の有り難みを知れるのが日本の良い所です。

 

 

そして、まだまだ登ります。

 

 

再び合流地点に到着。

 

 

ここまで来るとやっと景色が開けて、周りの山もしっかり見える様になりました。

これは、山頂が楽しみになる景色ですね。

 

 

そして、たどり着いた御殿山の山頂…看板も何も無くて、イマイチ感動がないw

まぁ、目指すわ武奈ヶ岳の山頂。ここはただの通過点にすぎません。

それでも、1時間半掛かりましたよ。急過ぎて、しんど過ぎるわ。

 

 

目の前に見えるのが武奈ヶ岳では無く、右奥の隠れたのが武奈ヶ岳。

めっちゃ遠く見えるんだけど、ここまで来るとあっという間って事を先週の倶留尊山で経験しましたね。

さて登りましょう。

 

 

少し下ってワサビ峠に到着。

この分岐は、帰り道にまた帰って来ます。

 

 

ここからの登りは、今回の登山の中でめっちゃ優しいレベルw

とりあえず山頂が見えたので元気が出ます。

 

 

振り返ると先ほどまで居た御殿山の姿が見えます。

この瞬間に人間って小さいけど、意外とやれば出来るんだと思いますw

 

 

稜線を歩くと徐々に晴れていく山頂付近の姿が望めます。

 

 

まだ琵琶湖側は見えませんが、裏側はしっかりと見渡せて感動です。

 

 

もうすぐ山頂に向かう稜線。

この時は、爆風過ぎてめっちゃ寒いです。

 

 

歩いて来た稜線を振り返ると本当に美しい見事な絶景。

山に登るとこの景色をまた見たくなってしまいますね。

 

 

そして、あとちょっとで山頂だよ。

 

 

山頂にタッチ。

武奈ヶ岳 1,214mに遂に登頂しました

ここまで来るのに2時間弱掛かりました。

本当に帰りたかったあの急坂の連続に心折れそうだったけど、登れて良かったですよ。

 

 

山頂に登った時はかなりガスってました…。

しかも、風がキツ過ぎて寒い寒い。

フリースの上にウィンドブレーカーを着てしばらく休憩。

 

 

そうするうちに徐々に雲が晴れてきました。

 

 

徐々に天気は良くなって来ていて、青空が見れる様になりました。

ただ琵琶湖方面は、結構雲が多いです。

 

 

最初は2人だけでしたが、30分くらいの間に10名くらいの登山者が登ってこられました。

結構寒くなったので、9時半から下山する事に。

 

下山 コヤマノ岳~御殿山~駐車場

 

下山はピストンで駐車場でも良かったのですが、時間も早いのでコヤマノ岳まで行って、御殿山に戻る周回コースを選択。

いきなり下山時に鎖の用意してある結構急な岩場で驚きましたw

そこを下りると、なだらかなハイキングコースに変わります。

 

 

なんの変哲も無いコースで、気づけばコヤマノ岳に登頂。

登頂というかただの丘やんこれw

 

 

もっと琵琶湖見えるのかと期待したけど、かなりの期待はずれでしたw

 

 

そこからは歩きやすい道が続いて中峠に分岐。

 

 

ここからワサビ峠を目指します。

ここまでが楽だったので気を抜いてたら、結構歩きにくい山道の連続でした。

 

 

踏み跡の少ない暗い登山道を歩きながら、前から人来た時にはビックリですよ。

山頂で会った外国人グループでした。

 

 

渓谷を渡った先に登山道の印あるので渡りましたw

 

 

そこからまた急な登りになります。

この登りが地味にキツかった。

もう登る気無かったのに予想外に長いわ。

 

 

なんとかワサビ峠に戻る事が出来ました。

普通にコースタイム通りの1時間掛かりましたよ。

 

 

再び御殿山への登り道。

上からガンガン登山者来るので、道開けるのに必死です。

どこも道が細いので、この山のルートは渋滞すると大変です。

 

 

御殿山に戻ってからは、ずっと下り道。

その間もどんどん登って来る人が多い事。普通に50人くらい登ってました。

やっぱり朝一に行動してると、人の少ない山頂を眺める事ができるんですね。

 

 

やっと夏冬道の分岐地点。

朝と比べると分厚い雲がありません。

今頃の山頂の風景はさぞ青いんでしょうねw

 

 

紅葉のスポットも晴れれば更に美しい。

のんびりと空を眺めながら登りたいです。

 

 

細い登山道で何度も人と出会い、譲り合って歩く山のルール。

都会で生きていると忘れがちな人の優しさを思い出させてくれます。

 

 

下りの急な所で膝が痛くなり、指先もマメが出来てかなり歩くのが辛い。

それでも、しっかりと靴紐を結んでなんとか最後まで頑張ります。

 

 

無事に下山。

赤い橋まで戻って来れました。

 

今回の山ごはん

 

あまりに天気がいいので、駐車場の前の川でご飯タイム。

足が痛いので、靴を脱いでリラックスを兼ねて休憩します。

 

 

山頂が爆風だったので諦めた焼きおにぎりをこちらでやりましょう。

 

 

登山にシングルバーナーがあると何かと便利です。

これから寒くなると、お湯沸たくなりますもんね。

 

 

ご飯に醤油、みりん、ごま油、和風だしを混ぜた味付け焼きおにぎり

デイキャンプの定番ご飯を登山でもやりたいなと持って来ました。

サクッとおこげになったご飯に味付けがしっかりとあると美味しいんですよね。

暖か過ぎるのでしばらく日向ぼっこして疲れを癒しました。

登山時間

  • 登り→2時間
  • 休憩→30分
  • 下り→1時間45分

今回はこんな感じでした。

コヤマノ岳に寄らなければもう少し早く下山できたでしょうw

とりあえず御殿山までのルートが結構辛いので、ここを登り切ればあとはなんとかなります。

 

持ち物

  • ザック
  • ザックのレインカバー
  • レインウェア上下
  • ご飯類
  • クッカー
  • シングルバーナー
  • 水筒
  • クッション
  • 帽子
  • 着替え
  • タオル2枚

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武奈ヶ岳登山の感想

 

先週に続いて、今回も少し長めの行動時間でした。

徐々に歩ける長さを伸ばして行こうと思って、山のレベルを上げていますが今回の登りはなかなか辛かったです。

登りも辛かった分下りも辛かったのですが、その分課題も分かったので次回に生かしていこうと思います。

それでも、360度パノラマの絶景が見れて感動です。

稜線の美しい風景と合わせて、また違う季節に観てみたいなと思います。

琵琶湖沿いには、まだまだ登りたい山沢山ありますからね。

近いので日曜だけの休みでもなんとかなりそうです。

来週が天気良ければ、そろそろ竜ヶ岳も登ってみたいなと思ってます。

 

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