X100VI 1年使用レビュー|子供撮影に最高?GR IIIxと使い分けて分かった本音

 

「いつか使ってみたい」と思い続け、意を決して手に入れた富士フイルムのX100VI

販売価格は約28万円。「レンズを変えられないコンデジにこの値段は高すぎる…」と、何度も買うまでに葛藤して寝れなくなった事もあります。

それからちょうど1年半。 毎日のように我が子の成長を記録し、旅行や散歩に持ち出し、時にはライバル機であるGR IIIxと激しく葛藤しながら使い込んできました。

結論から言うと、「このカメラ1台で、僕のカメラライフは完成したかもしれない」と感じています。

この記事では、子育てパパの視点でX100VIを1年間使い倒して分かった、

  • 35mmという画角が子供撮影に最適な理由

  • 最新AFと手ブレ補正の実力(動き回る子供を撮れるのか?)

  • GR IIIxと2台持ちして見えた「明確な使い分け」

  • 28万円の元は取れたのか?正直な感想

を、包み隠さずお伝えします。

「X100VIが気になっているけど、高価すぎて踏ん切りがつかない」「GR IIIxと迷って夜も眠れない」という方の参考になれば幸いです。

子供撮影用にX100VIを購入[1年使用レビュー]

子育て世代にもおすすめ?私がX100VIを選んだ5つの理由

 

  • 唯一無二のカッコいい見た目
  • 35mmの焦点距離が子供にはちょうどいい
  • 4020万の高画素センサーを使ってみたい
  • X-T5と同等の性能でレンズ部が薄く、コンパクトで軽い
  • X100Vを買い損ねた悔しさ

 

今まで使っていたカメラが同じ富士フイルムのX-T30なので、グレードアップのX-T5でも良かったのですが、どうしても心残りがあったのが買えなかったX100Vの存在

X-T30を使い出してから気になっていて、ずっと買いたいなと思っていたらいつの間にか受注生産になっていて、知らない間に販売終了…。

そこからどんどん中古価格が上昇して、今ではX100VIと同等になっています。

そのカメラの後継モデルがX100VIな訳ですが、販売価格は倍以上の28万円。

いつか使ってみたいじゃ、”いつか”は永遠にやって来ないと思い、マップカメラのLINE限定販売の通知が来た瞬間にポチッとしてしまいました。

 

 

この四角いボディーには、言葉では表せないロマンが詰まっているのだ。

思ったよりも質感は安っぽいけど、カメラの見た目って大事だから所有しても持ち出さないカメラよりも、いつも持ち運びたいカメラにした方がいいでしょ。

その辺の見た目ってやっぱり大事で、性能とか値段も重要なんだけど、私にとってはその存在価値がとても高いのです。

 

 

XF23mm F2のレンズが付いているのにレンズの飛び出しはレンズ交換式のミラーレスカメラと比べてもこの通り。

XF27mm F2.8のパンケーキレンズと同等くらいで、F2の明るさがあるのは素晴らしいです。

X-T5と同等の性能なのにレンズが付いてほぼ同じ重さって所がこのカメラのすごい所。

コンデジの中ではコンパクトとは言えないサイズ感だけど、X-T5と同等の性能って考えるとかなりコンパクトに仕上がっていると思います

個人的にレンズ部が薄いとカバンの中に入れて持ち出そうと思うので、この部分は非常に重要です。

X100VIの作例

 

 

全てJPEG撮って出し。

35mmの画角は室内でも、外出先でもちょうどいいんですよね。

子供に手を伸ばせば掴まる距離って感じで、安心して撮影ができる。

 

子供撮影では肌の感じをできるだけ自然に残したいので、メインで使ってるフィルムシュミレーションは、PRO Neg.STになります。

その他、ノスタルジックネガクラシッククロームなども気分によっては使い分け。

ACROSも好きなのですが、子供用にはあまり使ってないです。

 

子供撮影で実感したX100VIのメリット(爆速AFと35mmの画角)

 

  • 見た目
  • 日常にハマる35mmの焦点距離
  • 持ち運びやすいレンズの出っ張りの少なさ
  • 高画素ならではのクロップ機能が便利
  • 進化したAF性能
  • EVFが使える

 

見た目に関しては十分に語ったので、性能面で言うと富士の最新技術の詰まったカメラって点である程度の動きモノの撮影ができるAF性能になってます。

それでも、SONYとかの最新のAFと比べるとAFの速度とか食い付きは弱いと思います。

でも、十分に子供の瞳を認識してくれるし、動いていても追尾してくれるので結構ストレスフリーで撮影できています

十分な手ぶれ補正もあるし、室内でもシャッタースピードさえ上げていればそんなに困ることはありません。

 

 

35mmの距離感が絶妙で、50mmほどにクローズアップしないので子供+余白が写せるので家族の思い出としての写真が部屋の雰囲気や人と共に残せます。

子供の写真を撮っていると、余白を残す大切さってのが非常に思い出深いものになりましたね。(家のごちゃごちゃとか特に)

 

35mm F2.0の固定レンズなんだけど、50mm/70mmと3つの焦点距離を使えます。

もちろんズームじゃないので画質は落ちるけど、高画素機なので50mmなんかは2000万画素くらいで十分綺麗。

この辺りの使い勝手を考えると、価格相応の価値は感じられます。

 

X100VIの不満点

 

  • 値段が高い(雑に扱えない) 
  • GR3と比べると大きいし、重い
  • 3軸チルトじゃない

 

一番のネックは欲しくても買えない点でしたがこれは解消されてますね。

ただこの値段で、ここまで品薄になるなんて思いもしなかったです。

Vは2年前のあの時予約しとけば…なんて後悔しても仕方ないので、28万円って価格に怯む事なく買ってしまった。

高いけどX-T5に23mmF2.0のパンケーキレンズ付いていると思えば、この価格にも納得できます

しかも、NDフィルターまで内蔵しているので、必要な機能は満載です。

子供撮影の際に下から撮ること多いので、X-T5と同じ3軸チルトだったら大満足だったのにと思います。

 

コンデジとして比較されるライバルはGR3シリーズ

 

現状一番の悩みはGR3xを手に入れたこと。(結局どちらも1年以上使ってます)

同じAPS-Cのセンサーを搭載しながらも半分の重さで、非常にコンパクトでポケットに入るデザインです。

 

X100VIと比べると、

  • AFが非常に弱い(子供を撮る時常にイライラ)
  • F2.8(室内や夜に少し暗い)
  • 電池持ちが悪い(1日は無理)
  • ファインダーがない(野外で不便)

 

この辺りの優位性はあるのですが、なんせGR3xが軽過ぎてほんとにサクサク撮れるんですよね。

リビングの机の上に置いていても邪魔にならないし、ポケットに入れて公園にも行ける。

カメラとしての存在感を完全に消してくれる本当のコンデジ。

X100VIも当然小さなミラーレスなんですが、500gもあるし、コンデジとしてはデカいんですよ。(レンズが出てないのでずっしり感があります)

この微妙な差に最近は、GR3xを持ち出す機会が増えてしまっているのが難点です。

28万円のカメラって、首からぶら下げていると結構気を使うんですよ…。

X100VI vs GR IIIx 徹底比較|子供撮影ならどっち?2台持ちして見えた明確な正解」

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X100VIはどんな人におすすめか?

  • カメラ1台で終わらせたい(レンズが増えない)
  • パンケーキレンズよりレンズの出っ張りを薄くしたい人(持ち運び易さ○)
  • 見た目のお洒落なカメラが欲しい

 

使ってみて思うのは単焦点レンズなので万能じゃない分、人を選ぶカメラです。

最初の1台としては焦点距離固定は不便だし、価格も高いのはネック

でも、カメラを複数台持っている方のお散歩カメラとしての用途にはドンピシャな感じ。

私みたいに普段から単焦点しか使わないって人にも割り切れるので合うでしょう。

クロップ機能で50mm/70mmも撮影できるので、レンズ沼から抜け出したい、カメラ機材を減らしたいって方がミニマリストになるのにもおすすめなんじゃないかと思います。

 

どっちが買い?X100VIとGR IIIxの使い分けを徹底比較

X100VIを持ち出す時

  • 写真を撮る日
  • 旅行

 

GR3xを持ち出す時

  • 写真を撮るかもしれない日
  • 近所の散歩や公園

 

圧倒的にX100VIの方が稼働率が高いのですが、近所の小さな公園行く時はポッケに入るGR3xを使うことが多いです。

半日以上外で遊ぶ時とかは、X100VIなんですが、ちょっとだけ外出するから写真撮るかもって時もGR3xになりますね。

荷物にならない重さとサイズ感なので、すごく持ち出しやすいのは気に入ってます。

 

X100VIの「よくある質問」

Q:X100VIは子供の動体追従に耐えられる?

A:普通にシャッター押すだけで、ピントを外すことはありません。

ただソニーやキャノンと比べてしまうと、AF性能は見劣りする場面は多々あります。

 

Q:デジタルテレコン(クロップ)の画質はどう?

あくまでもデジタルズームみたいに切り取る形になるので、画質自体は少し落ちますがスマホやPCで見る分には全く問題ありません。

 

Q:28万円の価値はある?

フジフイルム自体が高いので、X-T5+単焦点カメラ+NDフィルター付きと思えば納得の価格。

所有欲、性能、持ち運びやすさを考えるとこれ1台で完結できるので、非常におすすめ。

 

結論:1年使って、これ1台で終わらせられるかも?と思った

 

買ってからしばらくは思ってたよりもデカくて、持ち出すのには不便。

固定の35mmは、飽きてくるかな…レンズ替えられないのはな…なんて思っていたのですが…。

1年以上使ってみると色々と意見が変わりました。

まずは、ミラーレス一眼を持ち出さなくなったこと

レンズの薄さは正義で、ミラーレス+パンケーキレンズよりも薄いX100VIのサイズ感は首から下げて出かけるのに邪魔にならず、カバンの中にも入れておきやすいです。

高画素+クロップのコンビで、画角のバリエーションも使えるので、私の用途なら本当にズーム必要無くなった位に思います。

NDフィルター内蔵で日中の使い勝手もいいですし、防塵防滴で雨が降ってもそこまで気にならない。

手に馴染むサイズ感で、ファインダーを覗いて撮るOVFの素通しの撮影体験が楽しいです。

GR3xの方が持ち運びにはいいのですが、結局カメラ使うならファインダーが欲しくなっちゃうし、見た目も好きなX100VIが手放せなくなりました。

結局、出かける場所や荷物の量で使い分けてる感じになってます。

それくらい好きなカメラになりました。

X100VI買って損はしないと思いますし、ミニマリストには理想的なカメラだなと1年使って思います。

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