ワンルームからの引越しの続きの話です。
今回は、10年以上住んだワンルームを退去した時に一体幾ら必要だったのか?
どの辺りの傷を指摘されたのかってお話をしたいと思います。
これから引越しをする際の参考にしてください。
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[実体験]10年以上住んだ賃貸マンションの退去費用は0円だった話
12年住んだワンルーム
長いものでもう12年もここに住んでたんですね。
18平米位のユニットバスの狭いワンルーム。
家賃36,000円+管理費(水道代込み)8,000円の部屋です。
大阪市内と言う事を考えると駅からの距離や築年数では妥当な金額かな。
敷金は0円と言う事で、退室時の費用を抑えるにはとことん綺麗にして出るしか無いので、色々と掃除を一生懸命しましたよ。
こんな感じで、一生懸命傷や穴を埋めていきました。
クロスの汚れやダメージはありました
ベッドを退かした時に初めて気づいた湿気による壁の黄ばみや剥がれ…。
10年分の傷みがこんな所に隠れているとは、退去する1週間前に判明したんですね。
これはヤバイのか?と色々と調べたら、なんと国交相のガイドラインによるとクロスの耐用年数は6年であり、6年以上経った物には1円の価値しか無いと言う事。
契約書に原状回復と書かれてても、10年住んだ現場という事を考えないといけないみたいなので、もしかしたらこれは家主が負担してくれるんじゃ無いでしょうか??と期待してみました。
あとフローリングも一部水を吸って朽ちてる部分があったので気になってました…。(こっちは借主に過失を取られそう)
立会い当日はドキドキ
16時の立会いでしたので、20分前にマンションに入室。
一応1週間前の引越し時に綺麗にしてましたが、一応雑巾を持って行って気になる部分の汚れを拭いたりして待ってました。
約束の時間の5分前くらいに管理会社の方が来られて、契約書の内容の確認と身分証明書の番号を控えられました。
退去時のチェック事項の説明を受けてから、機械類を中心にチェックされていきます。
・エアコンは動くのか?
・備え付けの物は壊されていないか?
・水道、トイレ、ベランダの窓のチェック等
ほぼこの辺りの事だけチェックされて、床とかクロスの傷や汚れはほぼスルー。
聞いてみるとやっぱり上記の理由で、住んでいる年数が長くなると耐用年数が無くなるので経年劣化とみられて家主の負担になるみたいです。
結局退去にかかった費用は0円
結局こんな感じのダメージを受けてる部分も全部経年劣化だけで終わり、「10年も住んで居るのに綺麗でした」との事。
追加での費用は必要なく、全部家主負担での修繕を行うとの事でした。
契約書にサインして、鍵を返して15分ほどで立会いが終了しました。
鍵の交換費用やハウスクリーニング代も請求なかったので良かったですよ。
5万円くらいは覚悟してただけに拍子抜けした退去の話でした。
結構小細工して綺麗にしましたが、それも必要無い位にあっという間でしたね。
10年住んでる時点で、色々と諦めてくれてる感じの対応だったので長く済めばある意味お得だと言う事がよく分かりましたね。