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憧れのブーツ レッドウィングのBECKMAN(ベックマン)。
カラーは、9011と言われる王道のブラックチェリー。
新品で購入して5年履いたので、履き心地やサイズ感、経年変化などを紹介したいと思います。
エイジングが決まってくるとどんどん艶っぽくなるし、手入れも楽しいです。
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REDWINGのベックマン9011を5年履いたレビューとメンテナンス(手入れ)・サイズ感
ベックマン9011をちょうど5年前に購入
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5年前の冬に手に入れたのが憧れのブーツメーカー「レッドウィング」
ブーツ好きの中で知らない人は居ない位、名前の通った超有名ブランド。
アイリッシュセッターっていう一時期超流行ったブーツが特に有名なんだけど、それと同じ位人気なのがこのベックマンなんですよ。
何と言ってもレッドウィング創設者の「チャールズベックマン」の名前が入った、ブランドにとって思い入れの強いブーツ。
今尚このクラシカルで上品なフォルムが、ワークブーツの中でも際立っております。
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カラーは9011と言う一番人気の「ブラックチェリー」
赤茶色で、その高級感と合わせ易さは抜群の使い回しなんですね。
「フェザーストーンレザー」と言われる光沢のある革が、深みや高級感を惜しみなく出してくれて、履きこめば履きこむ程に良い感じの味を出してくれる存在感。
ベックマンを選んで良かった所
1.「10年後」も飽きずに履いてられそう
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もうね。買う前からテンション高すぎたんですよね。
4万円を超えるブーツって初めてだったので、なかなか購入に踏み切れなかったのですが、試着の時に足を踏み入れた瞬間のあの高揚感って半端なかったよ。
だってカッコいいもん。
他にもカッコいいブーツなんて幾らでもある中で、他人と被っても後悔しないのって無いんですよね。
履いてる時間ずっとテンション上がる靴って、オールスターとこれだけだよ。(少なっw)
それまで履いてたのがDr.マーチン8ホールだったんですが、もう街を歩けばマーチンって位出逢う。出逢う。
途中で恥ずかしくなるわ。って位に分かりやすいステッチはダメだった。
マーチンも履き心地は悪くなかったんだけど、所有欲というか一緒に育てて行くのに10年とか思いやりを持てないと思ったんだ。
そこで考えたのがオン・オフで使えて、シンプルなんだけど、高級感があって、10年後も飽きずに大切に出来るであろう物。
アイリッシュセッターはもろワークだし、オンの時には無理でしょう。
そもそもデザイン的に自分には飽きそうな感じがした。
それで、ベックマンを見た瞬間にこれだと思ったのよ。(運命の瞬間ってやつ)
買おうと思ってた靴を全部やめて、数ヶ月後にこれを買ったのだった。
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2.全く疲れない履き心地が最高なのだ
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ブーツって履けば履くほどに足に馴染むと言うのですが、足の裏がマジで気持ちがいいよ。
最初は革が硬いから痛いって記事を見てたけど、自分の場合はそんなのが全く無くて、最初から今までただひたすらに足が楽。
重いから歩きにくいって言うブーツ慣れしてない人もいると思うけど、これは本当に慣れで数日履けばすぐ慣れるさ。
私の場合普段はコンバースしか履かないんだけど、それもインソールとかはちょっと工夫をしてる。
でも、そんなの御構い無しに足に嵌った快適さを実現したのがこのブーツだった。
デカ履きせずにジャストサイズを選んで、更に靴下は登山用のメリノウール素材の厚手を履いている。
これでバッチリである。
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3.使いこむほど味が出る革の楽しさ
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メンテナンス最高。
履き込んで、使えば使うほどに味が出せるんだけど、本当にブラッシングと年に数回のメンテナンスが楽しいのだ。
革のモノ特有の所有する喜びというか、楽しさがココにはあると思う。
面倒くさがりの人からしたら、「頭おかしいんじゃねー?」って言われると思うけど、絶対モノを大切にしたいなら、人に任せてでもメンテはした方がいいよ。
靴磨きのプロっているけど、あの人達のテクニックは凄いです。
お金払ってでもやって貰うと本当に大切にできます。
人は靴見ても、車見ても、外見見ても、清潔さでほんとに判断できるからね。
見かけで損をしてる人って沢山居ると思うけど、靴はかなりの確率だよ。
特に異性から見られる時はマジで気にした方がいいよ。
結婚してもカッコよく輝いてる人は、外見も選ぶモノも疎かにして無いからね。
4.実はコスパがいい
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ブーツって買う時は高いよね。
これだって買ったのは4万を少し超えていたと思う。
だけども履けば履くほどに足に馴染んで自分だけのオンリーワンの靴になるわけで、その先ボロボロになったとしてもオフターケアがしっかりしてるので補修ができます。
特にソールなんて、ほんとに簡単に交換できるんですよ。
革もフットも自分用に馴染んで、その先には一生物のブーツとして永く付き合えるんですね。
スニーカーだと普通の人なら1年ほどで駄目になると思う。
でも、ブーツなら大事にメンテして履いていけば、耐久年数なんて比べ物にならないのだね。
飽きるって人はやめた方がいいと思うけど、いい大人の男ならやっぱり革靴を育てて履くべきだと思う。
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デメリッド
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あえてデメリットを挙げるなら、脱ぎ履きのし難さかな?(特に純正の紐は)
ブーツやハイカット嫌いな人に理由を聞くと、だいたい返ってくるのが「履くのがめんどい」って回答です。
そんな人って、年中クロックス履いてたりしますね。
おしゃれ以前の問題であり、靴に拘りとかの次元に無い人ですね。
年中ほぼハイカットかブーツを履いてる自分にとって、紐を結ぶことは儀式であり、しっかりと足元を縛る事で安心を手に入れてます。
これは個人の考え方でしょうから共感できない方はスルーです。
サイズ選びは?
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- 素足のサイズ:25.5cm
- コンバース オールスターの定番モデル:26.5cm(ジャストサイズ)~27cm(つま先余裕あり)
- ベックマン:26cm
実際にベックマンの26cmを履いて思ったのは、ある程度の靴幅があるのでまだ余裕がある事。
下で紹介してる分厚い登山用の靴下を履いてちょうど良い感じに収まっています。
徐々に革が伸びてくるので、最初は少しきつい程度の方がブーツは長く履きやすくて、足にフィットすると思います。
お手入れ方法(メンテナンス)紹介
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用意するもの
- シューキーパー
- 馬毛ブラシ(ホコリ落とし・艶出し)
- 豚毛ブラシ(クリーム用)
- 塗布用ブラシ ペネトレィトブラシ(クリーム塗り用)
- M.モゥブレィ 補色シュークリーム(補色・保湿)
- デリケートクリーム(ソールのレザー部の保湿)
- ポリッシングコットンクロス(最後の拭き上げ用)
- ウエス(古いTシャツでOK)
1.シューキーパーを入れる
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まず履き終わった後は、シューキーパーを入れて型崩れ防止と湿気を取り除きましょう。
長期の保管する際には、革が伸びてしまうのでシューキーパー外してくださいね。
2.紐を外して、ブラシで全体の汚れを取り除く
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まず紐を外していきましょう。
めんどくさいと思いますが、紐を外さないと紐の下の部分が汚れが落とせずに保湿できないんですよね。
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しかも、紐を結んでるこの隙間に埃が溜まりやすいんですよ。
これは置いてるだけで溜まってくるので要注意です。
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そして、ホースブラシで埃を落としていきます。
隙間や革の縫い目に入ったゴミを落として、全体的にブラッシングを施します。
3.リムーバーで古いクリームと汚れを落とす
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今度はレザー用の汚れ落としを使って、古いクリームを落としていきます。
この作業をやらないと新たにクリーム塗ってもノリが悪かったり、綺麗になりませんので、きちんと落としましょう。
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汚れ落としのリムーバーをウエスに着けて全体を磨きます。
使用前に容器をよく振ってから、ウエスに着けて優しく撫でていきましょう。
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この作業は、ほとんど力は必要ありません。
1面ずつ綺麗になる様に磨いていきましょうね。
4.補色クリームを塗って傷を綺麗にする
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古いクリームを落としたら、新たに補色クリームを塗っていきます。
これを塗る事で傷が目立ちにくくなり、革に艶を与えますがあります。
今回は、9011なのでモゥブレィのレッドマホガニーを使用します。
クリームの選び方は、レッドウィングの出している専用カラーでも良いですし、他社の出している近いカラーでも大丈夫です。
補色なので、自分の理想的な革の色に染めていくイメージを持って濃い・薄い色を選んでください。
私の使ってるレッドマホガニーは赤茶色ですが、少し赤が強いので、純正よりも赤っぽくなる様にしています。
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ペネトレィトブラシに補色クリームを着けて全体に広げていきます。
塗り方は、点・点・点と少しだけ付けて塗り広げる感じ。
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特に傷のある所を中心に薄く塗り広げます。
ムラがないようにしっかりと見ましょうね。
5.豚毛ブラシでブラッシング
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豚毛ブラシで、全体をブラッシング。
広げたクリームを浸透させる為に、張りの強い豚毛ブラシでしっかりと磨きましょう。
ピカピカにしたい派はしっかりとやればかなり艶が出ますが、ワークブーツなのでそれほどまでは必要ないかと個人的には思いますね。
6.クロスで細かい部分まで磨く
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靴に残ったクリームをしっかりと磨き用のクロスで磨きます。
更なるツヤを与えることも出来るので、最後の最後まで気を抜かずにやりましょうね。
7.ソール部にデリケートクリームで保湿
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ソールのこの部分も革で出来てますので、放っておくと傷んできます。
ブラッシングして、デリケートクリームを塗って保湿しておきます。
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履き続けていると傷みやすい部分なので、こちらはもう少しマメにお手入れしてあげるといいですね。
デリケートクリームは、革製品なんでも使えるので1つ持っておくと非常に使えますよ。
8.紐を通して完了
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紐を通して完了です。
一通りの作業を終えるとピカピカに仕上がります。
慣れると10分も掛からないので、2ヶ月に1度くらいは定期的にメンテナンス行いましょうね。
普段はブラッシングだけで十分
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普段の使用でブラッシングをしていれば、艶が出てピカピカを保ちます。
履く頻度にもよりますが、革に傷が沢山入っていたり、傷んできたなと思うタイミングで行うのが良いと思います。
私的にはブーツもローテするので、月で10回ほどしか同じものを履きません。
大体2ヶ月に1度くらいの頻度でメンテナンスをしていますね。
あまりやり過ぎるのも良く無いと思うので参考にしてください。
お手入れグッズ一覧
・ホースブラシ(汚れ落とし)
・豚毛ブラシ(クリーム磨き上げ)
・リムーバー(古いクリーム落とし)
・補色クリーム(9011用)
[エムモゥブレィ] M.MOWBRAY シュークリームジャー 20249 (レッドマホガニー)
・デリケートクリーム
・豚毛ブラシ(補色クリーム伸ばし)
・磨き上げクロス
・シューキーパー
・最初に揃えるならお得なセットもあります。
オフシーズンの保管方法は?
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梅雨時期の高温多湿にどうしてもカビが生えやすいブーツ。
お気に位入りアイテムを長持ちさせる為にも、しっかりとした保管方法でオフシーズンを乗り切りましょう。
履き終わったら必ずシューキーパーを入れる
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履き終わったらシワを伸ばすのと、乾燥の為にもシューキーパーを入れましょう。
脱臭・雑菌効果もあるので、靴の中を綺麗に保つ事ができます。
お勧めの靴下はメリノウール素材の厚手
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ちなみにブーツ用で重要になってくるのが靴下の存在。
ブーツは履き口が固かったりするので、靴擦れを起こしやすい。
また、サイズを合わせにくい場合もあるので、靴下の厚さで調整するのがベスト。
そこでお勧めなのが登山用の靴下。
比較的分厚めなモノが多く、素材的にかなり優れています。
特に蒸れにくく、乾きやすい素材のメリノウール製はお勧めです。
暖かいですし、夏でも嫌な蒸れが無く、脱いだ後もサラッとしています。
靴下の概念が変わるかと思うくらい良い素材なのでぜひ使ってみてください。
メリノウールと言えばスマートウール。
あとアイスブレーカーと2つ履いてますが、デザインの好きな方を購入すれば良いと思いますよ。
購入はネットが安い
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絶対的に安いネットショップ。
リアル店舗で試着して見て、正規取扱店のショップで購入するのが安く買うポイントです。
古着屋さんなら履きやすい状態のが沢山あるので、そこでの試着をお勧めします。
でも、実際に買うなら絶対に正規店の新品がお勧め。
特にレッドウィングの場合は偽物が多い。
タグとかで判断できるらしいけど、やっぱり安心出来ないですから、正規品を買いましょう。
あと新品の革の状態を自分で履きながら育てて行くのが面白いです。
ブラックチェリーは一押し。
シガーも落ち着いて良い色です。エイジングでこれも結構渋い色に。
チェスナットも履き込むと良い色になります。次はこれ欲しい。
ブラックはやっぱり合わせやすさNo.1
レッドウィングのブーツ最高ですよね
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購入してまだ5年ですが、これからの人生において一緒に年を重ねていきたい大事な相棒に出逢えた気分です。
カッコいいし、履き心地も最高のアイテム。
悩んでる方がいるなら、是非とも一度実物を見てみるといいと思います。
自分で革を育てるブーツは本当に楽しいです。