X100VIは「カメラ沼」の終着駅?1年半使って分かった、僕がレンズを替えなくなった理由。

「次はどのレンズを買おうか」「新しいモデルのAF性能はどうなんだろう」

カメラを趣味にしていると、常に頭の片隅にあるのが「機材への物欲」です。

わたしもこれまでは、新しい製品が出るたびにスペック表を眺め、YouTubeのレビュー動画を漁る日々を過ごしてきました。

そんなわたしの「カメラ沼」に終止符を打ったのが、富士フイルムのX100VIでした。

手に入れるまでは、約28万円という価格に怯み、「コンデジなのにレンズも替えられないなんて、すぐに飽きるんじゃないか」という不安もありました。

しかし、使い始めて1年以上が経った今。 驚くほど、他のカメラに興味がなくなっている自分がいます。

あんなに頻繁にチェックしていた新製品のニュースを見ても、「自分にはこれがあるから大丈夫」と、心から思える。スペックの数字を追いかけるのをやめ、目の前にいる我が子や、何気ない日常の光景を撮ることだけに集中できる。

この「機材選びからの解放」こそが、X100VIが僕にくれた最大の価値だったのかもしれません。

今回は、なぜこの不器用で高価な一台が、僕にとっての「カメラの終着駅」になったのか。その理由を、飾らない本音でお話ししたいと思います。

X100VIを手にして、あんなに欲しかった「次」がいらなくなった。

 

  • 以前は「次はあのレンズが欲しい」「新しいボディが出たら気になる」という状態だった。

  • X100VIを手にしてから、新製品の発表を見ても「自分にはこれがあるしな」とスルーできるようになった不思議。

  • 28万円は高かったが、結果的に「一番安上がり」だったかもしれないという予感。

 

以前のわたしは、ちょっとでも気になる製品があればチェックして、次々と目移りしていくタイプで、レンズも「あれ欲しい」「あの画角も揃えたい」みたいに思ってしまい日々知らなくていい情報に振り回されて忙しかった時期があります。

新しいのを買ったとしても更なる欲求が収まることはなく、新製品情報に踊らされては、また欲しいを繰り返す日々でした。

そんなわたしがX100VIを手にしてからは、一変して他のカメラに興味がなくなりました

今回は、このカメラにある魔力のような不思議な力を紐解いていきたいと思う。

X100VI 1年使用レビュー|子供撮影に最高?GR IIIxと使い分けて分かった本音

X100VIが「カメラ選び」の思考停止をさせてくれた

  • AFの速さや連写性能など、上を見ればキリがない。

  • でも、「自分にとっての写真は、家族の日常をこの空気感で残すこと」という軸が決まった。

  • X100VIはその「軸」に100点満点で応えてくれる。

 

正直、ガジェットはなんでも日々進化しています。

今年発売したものより、来年発売するものの進化してるだろうし、資本主義の営利企業である以上、去年より良い業績を残すために新製品の発売は止まらない。

常に上を見ればキリがないし、1番上を買ったとしても来年にはそれも古くなるわけで、毎年毎年「新たな欲しいモノ」が存在してしまうのは仕方ないことなんですよね。

でも、そんなどんぐりの背比べみたいなモノ選びの市場から、逸脱した存在だったカメラがX100VI。

「このカメラで撮りたい」と思わせる、スペックじゃない魅力が詰まっているフジフイルムの魔法のカメラでした。

 

「見た目が好き」は、スペックを超える最強の性能

  • 所有欲が満たされているから、他のカメラが「道具」にしか見えなくなった。

  • 毎日持ち歩きたくなる、机に置いておくだけで満足できる。この「愛着」が、新しい機材への浮気心を消してくれた。

 

カメラはもちろん性能も大事なんだけど、身に付けるモノとしての見た目の部分は非常に気になります。

フジフイルムのカメラは、どれもクラシカルな見た目でモノとしての愛着が他のメーカーよりも魅力的に感じるんですよね。

X-T30を買ったきっかけは写真の色味でもあったんだけど、カメラの見た目も大事でした。

そこから欲しくなったのがX100Vであり、進化したVIだったんですよね。

最初はAPS-Cだし、単焦点なのに「デカくない?」と勝手に思っていたんだけど、手にした瞬間の重みとグリップした時のサイズ感が何故だかしっくりきて、これを持ち歩きたいってなりました。

出会ってから手にするまで数年はかかってしまったんだけど、本当に間違いのない選択だったんだと日々持ち歩きながら思っているし、机の上に置いていてもニヤニヤする日々が続いております。

 

「35mm」という画角への完全な信頼

  • なぜズームがいらなくなったのか。

  • 高画素(4020万画素)によるクロップ機能(50mm/70mm)が、「レンズ交換」という動作を過去のものにした。

  • 「寄れない、引けない」という制約が、逆に「どう撮るか」に集中させてくれる楽しさ。

 

元々単焦点ばかり使う人だったので、単焦点のコンデジというものにも抵抗はありませんでした。

ただ、換算35mmという画角には苦手意識はあったのですが、子供撮影をメインにしているので、その程よい距離感はむしろ使いやすくなりました。

高画素+クロップ機能を持ち合わせているので、ズーム並みに使い勝手がいいのもその魅力です。

画角が決まっていることによって、「どう撮影するか?」を自分の足で動いて、考えて行う。

チルト液晶を駆使しながら地面ギリギリから撮影もできるし、高さのある場所からも手を伸ばして撮れる。

不便を楽しむわけじゃないけども、単焦点ならではの楽しさが詰まったカメラで、撮影する本来の楽しみを感じられます。

 

結論:迷っているなら、思い切って「終着駅」へ

  • ちょこちょこ買い足すよりも、一番欲しいものを一台買うのが近道。

  • 沼から抜け出したいパパさん、ミニマリストになりたい写真好きにこそ、このカメラを勧めたい。

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わたし自身このカメラを買えない理由は、値段だけでした。

「単焦点だし、絶対飽きるだろ」と買うまでは思っていたんですが、1年半使った今では「他のカメラを手放してもいいかも?」くらいにこれ1台で楽しめる環境になりました。

28万円は高いけれど、富士フイルムのカメラは値崩れしにくい。最悪、自分に合わなくても高く売れるという安心感があったからこそ、この『終着駅』に飛び込むことができました

同じ画角のXF23mm F2のレンズも手放したし、ズームレンズも今は持っていません。

それくらい色々と手放しても、カメラ本来の撮影する楽しさを改めて教えてくれる大切な存在となりました。

迷っているのが値段であれば、ぜひ一度大枚を叩いて飛び込んでみて下さい。

きっと損はしないカメラライフが送れると思います。

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