コンバースって沢山の種類があります。
オールスター、ジャックパーセル、ワンスター、ジャックスター、スキッドグリップなど形でも色々あるのにチャックテイラーや日本製、CT70などの中身の違うオールスターまでありますからね。
今回は、コンバースの種類を細かく紹介して、その中での違いを紹介しようと思います。
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コンバースは何種類ある?定番や人気モデル、値段の違いを紹介[スニーカーブログ]
コンバースの主な種類
- オールスター
- ジャックパーセル
- ワンスター
- スキッドグリップ
- ジャックスター
- シェブロンスター
コンバースのスニーカーにある主としたモデルはこんな感じとなりますが、各モデルの中には、細かな違いがあり、細分化した数々のモデルが存在します。
ここからは、それぞれのモデルを細かく紹介していきたいと思います。
一番人気は、オールスター
コンバースと言えばオールスターです。
他は知らなくても、これを知らない方は居ない位有名なモデルですね。
王道のローテクスニーカーであり、100年経っても変わらないディティールで世の中に愛されるファッションアイコンとなってます。
オールスターの基本
オールスターの基本として知って欲しいのは、ローカットと呼ばれるOX(オックスフォード)とHI(ハイカット)の2種類。
履きやすさや合わせやすさで色々と迷うかもしれませんが、これは完全に好みだと思うし、履きやすさの利便性もあり最初はOXが無難です。
生産国や素材の違うバリエーションが豊富
オールスターと言う一括りにしても、細かく見ると非常にバリエーションがあります。
- 定番
- 100周年
- 日本製
- アディクト
- 海外モデル(CT70等)
現在販売されてる中で、一般的なのはこれ位でしょうか。
この辺りの細かい違いを下にまとめていきましょう。
定番モデル
どこの靴屋さんに行っても売っているオールスターの基本モデル。
永遠の定番と言われ、100年前から変わる事ない形で進化を繰り返すローテクスニーカーの定番となってます。
大体街で履いている人が多いのはこちらのモデルです。
定番のカラーラインナップは、こちらの8色。
・ブラック
・レッド
・チャコール
・ネイビー
・マルーン
・オプティカルホワイト
・ブラックモノクローム
これ以外のカラーは一時期の限定だったり、素材の違うモデルになります。
100年も販売しているので、様々なカラーがあるのが特徴ですね。
メリット
- いつでも買える
- 安い(5,000円前後)
- どんな服でも合わせやすい
メリットとしては、やっぱりどこで売ってる買いやすさ。
汚れても、履きつぶしてもいつでも替えが効くってのは良いですよね。
値段的にも5000円前後で一番安い事。
どんな服装でも合わせられるデザインの魔力ですね。
デメリッド
- 人と被る
- 履き心地が良く無い
デメリッドは買いやすいのと人気なので、街で履いてる人が多い事。
これに関しては、別に気になりません。
それ以上に、ペラペラなソールが痛いってのがデメリッドですね。
これに関してはインソールを入れるだけで、簡単に履き心地が向上しますので下の記事を参考にして下さい。
100円ショップで改善できるので、みんなにやって欲しいテクニック。
ちなみにオールスターの定番モデルは90年代までアメリカ製でしたが、その後はインドネシアやベトナムなどアジア圏で作られています。
それ故にアメリカ製のモデルは、ヴィンテージとなり年々価値を増して凄い事になってます。
私も一時期は集めてましたが、数年前に履かない靴は意味無いなと思い全部手放しました。
100周年
オールスターの生誕100周年を記念して販売されたのがオールスター100。
見た目は同じに見えますが細部がアップデートされております。
例えば履き心地の大幅なアップデートやソールや生地の耐久性などが改善されています。
見た目は一緒なはずが、現代のハイテクシューズになってますのでぜひ今まで履かれたオールスターのイメージを覆す1足を体感して下さい。
詳しくは下の記事にまとめてるよ。
メリット
- オールスターの中でも、履き心地が良い
- 耐久性がある
- 日本の独自モデル
- 比較的安い
- GORE-TEX素材のラインナップがある(防水透湿)
デメリッド
- シルエットがダサい
100周年に関しては、履く事に関してはアップデートされて良いのですが、どうしてもデザイン的な面でのマイナスがあります。
まぁ、マニア向けの話なのですが、他のモデルと比べると少し残念な点があります。
日本製(個人的にイチオシ)
今まで書いたオールスターはどれも海外で生産されているのですが、こちらのモデルは完全に日本で作られているMADE IN JAPANモデルです。
キャンバス生地に高級感があったり、ソールの耐久性がアップしたり、履き心地の改善があったりと、今売ってるオールスターの中では個人的にも一押しのモデルとなってます。
特に履き心地に関しては、最上位のアディクトを除くと長期間履いてもヘタらないインソールの持続性が一番良いです。
キャンバスやソールの耐久性もあり、すべての安心感のあるアップデートした高級スニーカーですよ。
100周年とはシルエットが全然違うので、圧倒的にシュッとしてカッコいいですよ。
メリット
- 見た目に高級感がある作りの良さ
- 生地、ソール、履き心地の耐久性が高い
- シルエットが細身でカッコいい見た目
- 日本製
デメリッド
- 高い
- 限定感が強くて、黒と生成り以外は手軽に買えない
- どこでも売ってない
アディクト
日本で販売しているオールスターの中での最上位モデル。
アディクト=中毒と言う意味を持った、コンバースを愛する人の為に細部がアップデートされた大変貴重な限定モデル。
平均1万円後半の価格ながら、発売日にお店に行っても買えないレベルのレアさです。
年に1度か2度しか販売されないので、オフィシャルHPをチェックしてください。
ちなみにセレクトショップの一部でしか販売されないので、普通に靴屋さんでは見れませんよ。
とにかくマニア向けのアイテムだけに転売ヤーも多いので、気合い入れないと買えません。
メリット
- 限定数量なので、持ってる人がほぼ居ない
- 履き心地がいい
- ドヤれる
- 持ってるだけで価値が上がる可能性大
デメリッド
- 手に入れるのに発売日にお店に行かないといけない
- すごく高い
海外モデル(CT70等)
コンバースの海外ラインで販売されている70年代の復刻モデルが「Chuck Taylor All Star ‘70」通称”CT70“と呼ばれるモデル。
チャックテイラーとは、オールスターが誕生した時に着用していたバスケットボールプレイヤーの名前なんですね。
このCT70は、とにかく70年代のモデルを忠実に再現しています。
当時のディティールの細かな再現性が素晴らしく、海外ではこれが1万円以下で手に入るのが羨ましいレベルです。(セールなら4,000円程度で売ってます)
履き心地は日本で売ってるモデルよりもソールが厚くて、結構フカフカな感じで定番と比べると雲泥の差。
ただ履き心地が良いのは最初だけで、徐々にインソールのフカフカは沈み履き心地は徐々に悪くなるのも特徴です。
当て布と言われる補強もあったり、耐久性も大幅にアップされています。
一応日本で手に入るサイトもあったり、メルカリでも多数出品されています。
ただメルカリは非常に偽物が多く見受けられますので、ご注意ください。(インスタで知らずに偽物アップして喜んでる方も多いです)
見分け方は、実際に偽物を買った私の体験談として下の記事にまとめてますw
メリット
- ヒールの三ツ星がカッコいい
- 履き心地がある程度良い
- 稀少性がある
- 海外旅行に行けるなら安く手に入る
- カラーがめちゃくちゃ豊富
デメリット
- 日本で手に入れると高い
- 履き心地がすぐに悪くなる
- 偽物がある
USA製(90年代以前のモデル)
もう普通では手に入らないモデルとして、MADE IN USAのオールスターがあります。
90年代の途中までオールスターはアメリカで生産されていましたが、時代の流れでアジア生産となりました。
マニアの中では、MADE IN USAはかなりの価値があり、年代別の仕様の違いやロゴの違いで価値を感じてる人が居ます。
古着屋さんとかでたまにボロボロのコンバースが1万円近くする物があるのですが、こんな感じでインソールにMADE IN USAのロゴがあったり、ヒールパッチにもMADE IN USAの記載があると思います。
もっと古いモデルでは、三ツ星だったり一つ星のモデルもあるみたいです。
一応こんな感じで箱や仕様が違うみたいです。
全部見た事ないのですが、本当にマニアの自己満足の世界です。
履けない靴持っててもしょうがないので、私はあまり興味ないですね。
メリット
- 希少価値が高い
- 持ってるだけで値段が上がる
デメリット
- 手に入らない
- 今買うと高すぎる
ジャックパーセル
オールスターの次に人気なのがこちらのジャックパーセルですね。
こちらも、バトミントンプレイヤーであった方のお名前がそのまま靴のネーミングとなっています。
生誕80年を超える非常に長い間愛され続けてるロングセラーアイテムですね。
特徴としては、つま先の通称“スマイル”と呼ばれる愛嬌のいいデザイン。
ヒールの“ヒゲ”と呼ばれる特徴的な部分ですね。
多分見た目的にシンプル過ぎて上履きみたいに見える人も居るので履きこなし方を少し工夫した方がいいですね。
個人的にはローカットで選ぶならダントツお勧めなのがジャックパーセル。
カップインヒールが非常に分厚くて、フカフカな履き心地でオールスターの定番とは比べものになりません。
オールスターほど人気が無い為に街でも被る確率が低いのも嬉しいポイントです。
個人的には、値段や履きやすさを含めてかなり好きで、常に夏場は履いております。
メリット
- オールスターより被りにくい
- 履き心地がオールスターよりも良い
- 可愛いデザイン
デメリット
- オールスターよりも高い
- オールスターよりも知ってる人が少ないので、何のスニーカーか分からない
- バリーエーション、カラーが少ない
ワンスター
こちらは74年に誕生したレザーバスケットシューズのワンスター。
何度か復刻されつつも、材料のレザーの確保や技術的な問題からか、なかなか量産されず日本製が主として作られ続けています。
ほんとに何度も廃盤となっては復活して、値段も上がり続けてしまい現在では2万円ほどになってますが、その作りの良さと飽きのこないシンプルでカッコいいデザインは良いですよね。
個人的に過去4足所有してましたが、現在では写真の1足だけになってます。
でも、レザーシューズならあえてコンバースじゃなくていい感がありますね。
雨の日は、超滑りやすいので要注意です。
メリット
- 日本製なのでかなり長く履ける
- デザインがカッコいい
- ベルクロは脱ぎ履きが楽
デメリット
- 高すぎる
- ソールの耐久性は悪い
スキッドグリップ
1940年に誕生したテニスシューズ。
スケートシューズとしても愛されているシンプルなのに可愛らしいデザイン。
知ってる人しかコンバースってのが分からないのも良いですよ。
ちなみにスキッドグリップは、現在は持ってませんが40代になったら履きたいなと思ってます。
ちょっと歳とった方が似合いそうです。
ジャックスター
STAR&BARSとも呼ばれる2本のラインをあしらったデザインで、ワンスターよりも先の1969年に誕生したモデル。
ワンスターと似ておりますが、実際は別物であり、ちょっとレア感もあります。
個人的には、ワンスターの方が好みなので履いていません。
シェブロンスター
CHEVRON & STARは1975年に誕生して色んなスポーツに愛されたモデルですね。
シェブロン&スターのマークをアッパーにデザインして、一目見たら分かるコンバースのアイコンでありながらも、ヴィンテージテイストが味わえる1足ですね。
こちらもあまり人気ないモデルですね。
コンバースのサイズ表記と選び方
コンバースのサイズ表記の意味とサイズの選び方の話です。
実際に履いてるサイズを基準にモデル別に紹介していますので、サイズ選びの参考にして下さい。
- 素足のサイズ:25.5cm
- コンバース定番モデル:27cm(27cmはインソールを入れます)
- コンバースレザー素材:27cm
- コンバース100周年モデル:27.5cm
- コンバース日本製モデル:27cm
- コンバースアディクト:26.5cm
- CT70:27cm
- ジャックパーセル:27cm
- ジャックパーセルRET:26.5cm
- ワンスター:26.5cm
オールスターの色選び
コンバースの楽しみは、豊富なカラバリの中から選ぶ楽しみ方もあります。
迷いに迷って選ぶのも良いですが、後悔しない為の定番の選び方を参考にしてみて下さい。
迷ったら黒か生成りが合わせやすいのでお勧めです。
まとめ
一括りにコンバースと言っても、かなりの種類もあり、その中でもオールスターなんかはかなり細分化した作りになってマニアック。
それでも、基本は分かって貰えたと思うので、購入時の参考にして貰えたらと思います。
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