京都 雲龍院で窓から覗く季節の絶景を見た感想[観光日記・感想]

 

初夏の時期にも関わらず今年は梅雨が長引く京都。

今回は前々から行きたかった雲龍院を拝観に行ってきましたよ。

あの有名な窓から見える庭の景色やただただ美しい雨の京都の風情を味わう梅雨の京都観光です。

スポンサーリンク

京都 雲龍院で窓から覗く季節の絶景を見た感想[観光日記・感想]

雲龍院とは

御寺泉涌寺の別院として、1372年に後光厳上皇の創建。

1470年には応仁の乱の余波を受けて全焼し、後土御門天皇の寄進により再建された。

皇室ゆかりの寺とされています。

 

<アクセス>

住所:〒605-0977 京都府京都市東山区泉涌寺山内町36

拝観時間:9:00~17:00(受付は16:30まで)

拝観料:400円

駐車場:泉涌寺駐車場無料(30台)

東福寺の駅からは20分ほど歩くので、自家用車かタクシーが紅葉時期以外はお勧めです。

 

皇室ゆかりの寺

 

泉涌寺の駐車場から徒歩5分の山道を登ると見えてくる門。

門をくぐった先には石畳の立派な庭があります。

 

 

拝観料400円を払い中に入ると、赤い絨毯が眩しい廊下。

思っていたよりも中は広く、書院は5つもありました。

 

れんげの間「しきしの景色」

 

入ってすぐにあるのがれんげの間。

あの有名な4つの窓の「しきしの景色」とご対面です。

 

 

座布団の上から見ると椿、燈籠、楓、松の4つの景色が切り取られて見えます。

雨が降る中だったので少し光が乏しいですが、この庭と共にこの景色が見えるのは素晴らしく感動しました。

 

悟りの間

 

そして、一番奥にあるのが有名な悟りの間です。

紅葉の時期はコントラストが一層綺麗に見えるでしょうね。

 

 

禅の世界で悟りを表現する丸い悟りの窓

春には手前から、紅梅、海棠、シャクナゲと順番に花を咲かすそうです。

 

大輪の間

 

大輪の間には、大石内蔵助の書が置いてあります。

討ち入り前に大石蔵之介もここを尋ねていたらしいです。

 

 

窓から見る庭の景色も良いですが、ここから見渡す景色が一番良かったですね。

 

 

中庭もとても綺麗に手入れされているので、座って眺めてるだけでも心落ち着く情景です。

すぐ下に学校があるのか、部活の声が若干しましたね。

それでも、基本的に雨の音と鳥の囀りに和ませて貰ったので、とても癒されました。

 

龍華殿の灯篭は徳川慶喜から

 

本堂となる龍華殿には、薬師寺如来像が祀られています。

その本堂の前には、最後の将軍となる徳川慶喜が寄進した石灯篭があります。



心落ち着く隠れ家的お寺

 

東福寺のすぐ横だと思ってましたが、思ってた以上に山に隠れるお寺でした。

観光客も紅葉時期以外はそこまで多くないと思うので、ゆっくり京都の庭を感じたい時にはまた来たい場所ですね。

写真で見るよりも素敵な情景を目にする事が出来て楽しかったです。

京都観光関連記事

スポンサーリンク