京都 神護寺は山奥の秘境的な絶景が見えるお寺[観光日記・感想]

 

先日行った京都 高雄のお寺巡りの話の続きです。高山寺に続いて行ったのは、紅葉の有名な神護寺。

結構キツい階段を上った先にあるのは、広大な敷地を持った山寺。

厄除けの瓦投げ発祥の地でもあり、空海も住んでいたと言う歴史のあるお寺です。

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京都 神護寺は山奥の秘境的な絶景が見えるお寺[観光日記・感想]

神護寺(じんごじ)とは

 

神護寺は、神願寺と高雄山寺が、天長元年(824)に合併してできたお寺。

かつては、弘法大師(空海)が14年も住んで居た場所であり、国宝の薬師如来像をはじめ平安、鎌倉時代の仏像、絵画、書跡などが貯蔵されています。

 

<アクセス>

・住所:京都市右京区梅ヶ畑高雄町5

・拝観時間:9:00-16:00

・拝観料:大人 600円

・アクセス 京都駅からJR京都バスで55分

 

 

今回は車でのドライブで行きましたが、最初に行った高山寺は市営の無料駐車場に停めて歩き、神護寺へはまた車で移動して川沿いの高尾観光ホテル手前の駐車場に停めました

162号の道路沿いにあるカーブの所のお店で聞くとここの駐車場を教えてくれました。

1日停めて500円ですが、紅葉の時期はおそらくいっぱいで使えないと思います。

西明寺と神護寺の間にあるので、どちらも徒歩10分程度で行けます。

 

神護寺までの登り階段がキツい

 

そんな神護寺は、階段のキツい山寺として有名な場所にあります。

 

 

高雄橋を渡り歩いていると3月の末なのにもう桜が咲いているのを発見。

 

 

季節が進行しすぎて、開花宣言もなくひっそりと咲いております。

珍しい風景ですね。

 

 

神護寺へはこの階段を登って歩いて向かいます。

話によると400段とか書かれてました。

 

 

傾斜のキツい所には、手すりも用意されていますが、足の悪い方には全くお勧めしない場所です。

とにかく足元も滑りやすいし、石の段が歩きにくいので登山に慣れていても雨の日は危ないと思いました。

 

 

最初の階段が終わるとしばらくは坂道が続きます。

こちらも傾斜があるので、階段並みに体力は消耗しますね。

 

 

一応茶屋はあるのですが、季節的に紅葉時期以外はやってないのでしょうかね?

3月頃なんて休みの日でも、訪れる人の数はかなり少ないです。

 

 

桜門の見えてきたラストスパートにあるのは再び階段。

こちらも急ですし、滑りやすいので要注意です。

 

 

神護寺の広さは東京ドーム4個分とかって言ってましたね。

確かに上まで入れると相当な広さになります。

 

 

拝観料を払ってまず向かったのは、瓦投げの錦雲渓。

 

 

この瓦が厄除けだそうで、3枚入りで200円で購入できます。

 

 

渓谷に向かってフリスビー感覚で飛ばします。

高所恐怖症の方は、もしかしたら足がすくむかもしれませんw

 

 

厄除けした後に向かったのは再び階段のある金堂。

 

 

こちらには国宝である薬師寺如来像が安置してあり、左右に日光・月光菩薩立像(重要文化財)と十二神将立像、左右端に四天王立像と非常に豪華な場所です。

観光客も居ないので、お寺の方が神護寺の歴史と仏様の説明をしてくださいました。

この一言で言うと怖い顔した仏様です。

そして、歴史の教科書にも出てくるあの源頼朝像は神護寺が所有しているらしくレプリカが展示されております。

 

 

神護寺も何度も焼失してしまい、今の金堂は1934年に再建されたそうです。

 

 

神護寺で一番古くから残る大師堂。

 

 

毘沙門堂は、江戸時代に建てられたそうです。

 

 

明王堂

 

 

鐘楼

梵鐘(国宝)は日本三名鐘の一つだそうです。

 

 

和気清麻呂公御廟

 

 

宝蔵

 

 

書院

 

 

桜門



まとめ:運動と共に訪れたい山寺

 

正直かなり辛い場所かと思いましたが、「400段ってこんなもん?」位の山寺でした。

空気は綺麗だし、川も綺麗だし、渓谷は絶景だし、金堂の仏様はすごいし、歴史が詰まったお寺でした。

紅葉時期以外は訪れる人も少ないので、時期を外していけばかなりのんびりと楽しめると思います。

紅葉時期になると1日3000~5000人来ますよと言ってたので、そんな時に行ったら大変ですからね。

高尾周辺も、大原と同じくとても静かで気持ちのいい場所でした。

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