京都 毘沙門堂で見る秋の紅葉と穴場発見[観光日記・感想]

 

2018年紅葉シーズンも終盤のタイミングで訪れた京都の山科にある毘沙門堂(びしゃもんどう)

紅葉の名所として、ポスターやガイドブックでも有名な場所。

落ち紅葉が印象的な場所の幻想的な風景をご紹介します。

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京都 毘沙門堂で見る秋の紅葉 [観光日記・感想]

毘沙門堂とは

毘沙門堂は天台宗五箇室門跡のひとつで、高い寺格と鄙びた山寺の風情を伝える古刹である。
ご本尊に京の七福神のひとつ毘沙門天を祀ることからこの名がある。

創建は大宝三年(703)文武天皇の勅願で僧行基によって開かれた。当初は出雲路(上京区・御所の北方)にあったことから護法山出雲寺といった。その後、たび重なる戦乱から苦難の道をたどり、寛文五年(1665)、山科安朱の地に再建。後西天皇の皇子公弁法親王が入寺してより門跡寺院となった。伝教大師が唐より将来された鎮将夜叉法という行法は、天台五箇大法のひとつとして当門跡だけに伝わる秘法である。

アクセス

住所:〒607-8003 京都府京都市山科区安朱稲荷山町18

拝観時間:8:30~17:00(16:30最終受付)

電車:JR山科駅、市営地下鉄山科駅、京阪山科駅下車、徒歩約20分

 

駅から物凄く狭い坂道を歩く道のり

 

京都駅からJRに乗って山科駅まで約5分

山科駅から20分の道のりと言う事で、事前に行った事ある人に聞いたら「遠いよ。めっちゃ歩くよ」って言ってた意味がわかりました。

駅から狭い坂道を観光客の列になってめっちゃ歩きます

しかも、後ろからも、前からも大量の車がやって来て非常に歩きにくい道のり。

時期が時期だから仕方ないとは思いますが、道のりとしては最悪の場所でした。

車で来る場所だけど、狭すぎて車は全くお勧めしません。

 

行き着いた先には落ちかけた紅葉

 

訪れたのは11月23日の祝日。

既に紅葉シーズンも終盤に差し掛かったタイミングで、かなり終わりかけの紅葉の姿がありました。

 

 

場所にもよりますが、ほとんど青もみじは無く、真っ赤に染まっている姿が美しく広がっています。

 

 

ちょうどもみじ祭りというイベントも重なっていた関係からか、非常に観光客も多く写真を撮るのも一苦労。

紅葉シーズンに名所に行くと本当に大変ですね。

 

落ち紅葉の名所のギャップ

 

じゃーん!!ポスターとのギャップがすごいww

そんなに期待はしてなかったけど、思ってた以上に紅葉の木自体少なかったので、落ち葉もそこまで無かったんですよね。

しかも、こんなに観光客居ると踏み潰されて終わってますよね…。

 

 

頑張って横に集まってるシーンだけ写せばこんな写真も撮れるけど、写真だけの幻想の世界w

 

 

現実はこんな感じで全然落ちてるタイミングでも無かったです。

狙い時としては、雨が降った翌日だそうですよ。

 

 

でも、それなりの散ってはいるのですが、完全に枯れてしまってるので写真加工してないとかなりの枯れ果てた姿だけになります。

 

 

メインの階段しんどいです。

意外と急で段も高いので、お年寄りには左の緩やかな階段をお勧めしますよ。

 

 

七福神のパワースポットしてお参りする方も多いのですが、この日は人が多すぎて本尊に入る事すら諦めました。

 

 

元々そんなに有名な場所ではないのですが、紅葉スポットとして注目を浴びてからの観光客の多さはかなりのものらしい。

紅葉時期に訪れようと思う方は要注意です。

 

 

どこに行っても人・人・人。

紅葉よりも写真wなので、とにかく長めの良い所には人だらけとなっています。

 

 

個人的には、もっと良い場所沢山あると思ってるので、正直わざわざここに来るのは無いかなと思うレベルの紅葉スポットでした

 

地元民お勧めの「山科聖天」

 

毘沙門堂にテンションを下げられて、次に行く所を考えてたら地元民のカメラ好きのおっちゃんが、お姉さん達と交流してて、「すぐ横にある聖天さんが穴場やで!」と言ってたのを聞き逃さなかった。

 

 

山科聖天は、毘沙門堂から歩いて80m上流側にある小さな神社。

規模は小さいけど、人が全然居ないので、写真のようにしっかりと落ち紅葉が綺麗な状態で保たれております。

 

 

見たかったのはこれなんですよね。

落ちたての新鮮で、綺麗な紅葉。

 

 

小規模ながらも色々と見所が沢山ある神社は、人が居ないのでとても静か。

 

 

周りを木々に囲まれて京都の山奥らしい静かで、マイナスイオンを感じられる素敵な空間となってます。

 

 

山道から望むと美しい紅葉が染まって行く姿が確認できます。

こちらの方が日当たりの関係で、少し染まって行くのが遅いみたいです。

 

 

歩いて行くと毘沙門堂の上の道に繋がる事が判明。

駐車場からなら歩いてすぐでした。

でも、皆さん知らないので観光客の1/10も訪れてない穴場的な存在。

山科聖天は、毘沙門堂よりも紅葉綺麗です

京都 紅葉の穴場 山科聖天(毘沙門堂の横)が綺麗でした[観光日記・感想]

駅前は食べる所少ないので混雑必須

ちょうど駅に戻るタイミングがお昼の時間帯でしたが、山科駅周辺は食べる所がかなり限定されて、カフェやバーガー、うどんなどしかないのであまりお勧めしません。

祇園、京都駅周辺に移動してのお昼ご飯をお勧めします。

 

毘沙門堂とセットで回るならココがお勧め

醍醐寺(JR東西線で4駅)

京都 醍醐寺の夜間拝観で秋の紅葉ライトアップを観る[観光日記・感想]

JR東西線ですぐに行けるのが醍醐寺ですね。

今年は、夜間拝観で訪れましたが、とても幻想的な紅葉が楽しめました。

 

南禅寺~永観堂(JR東西線で2駅)

京都 南禅寺は絶景もレトロな風情も楽しめるお寺[観光日記・感想]

南禅寺も東西線ですぐに行ける一緒に回りたい紅葉スポット。

すぐ横にある永観堂は紅葉時期に嵐山、東福寺と並ぶ名所です。



まとめ

 

想像とはちょっと違った毘沙門堂でしたが、聖天さんとのセットで合わせて行くとかなり魅力的な組み合わせとなるでしょう。

紅葉シーズンの観光地としては、醍醐寺や永観堂の方がお勧めですが、定番スポットを外したい人の選択肢の一つにお勧めです。

今回使ったカメラ

今回は17mmの単焦点だけで撮り歩きました。

画角に迷わないので、足を使って色々と構図を考えるので単焦点は面白いです。

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